吉村芳生 超絶技巧を超えて

    東京ステーションギャラリー | 東京都

    超絶技巧?そんな単純な言葉で説明することはできません。延々と17メートルにわたって描かれた金網、1年間毎日描き続けた365枚の自画像、1文字1文字をすべて書き写した新聞紙-。吉村芳生が生み出した作品は、どれも超絶リアルでありながら、見る者の度肝を抜く凄味を感じさせます。1950年、山口県に生まれた吉村芳生が一躍注目を浴びたのは2007年のことでした。この年に開かれた「六本木クロッシング2007」展(森美術館)に出品された作品が大きな話題となり、吉村は57歳にして突如、現代アート・シーンの寵児となったのです。本展は吉村芳生の東京初となる回顧展で、初期のモノトーンによる版画やドローイング、後期の色鮮やかな花の作品、生涯を通じて描き続けた自画像など、全62件600点を超える展示品によって吉村の全貌を伝えます。2013年に惜しまれつつ早透した吉村芳生の、ただ上手いだけの絵ではない、描くこと、生きることの意味を問い直す真撃な作品の数々を、ぜひその眼で目撃してください。
    会期
    2018年11月23日(金)〜2019年1月20日(日)
    会期終了
    開館時間
    10:00~18:00
    ※金曜日は20:00まで
    ※入館は閉館の30分前まで
    料金
    一般 900(700)円 / 高校・大学生 700(500)円 / 中学生以下無料

    ※ ( )内は前売料金
    ※ 20名以上の団体は一般 800円 / 高校・大学生 600円
    ※ 障がい者手帳等をご持参の方は100円引き および介助者原則1名は無料
    公式サイト http://www.ejrcf.or.jp/gallery/
    会場
    東京ステーションギャラリー
    住所
    〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-9-1 JR東京駅 丸の内北口 改札前
    03-3212-2485
    吉村芳生 超絶技巧を超えてのレポート
    0
    遅咲きの現代美術家
    リアルな表現と、独特の制作方法。吉村芳生(1950-2013)は2007年に森美術館で行われた「六本木クロッシング」展で、57歳にして一躍注目を集めるようになった現代美術家です。光が当たり始めた矢先の2013年に死去した吉村の大回顧展が、東京ステーションギャラリーで開催中です。
    会場
    会期
    2018年11月23日(金)~2019年1月20日(日)
    0
    故郷の山口県を中心に活躍し、2013年に亡くなった吉村芳生、ご存知でない方も多いのではないでしょうか。明治を連想させる「超絶技巧」より「スーパーリアリズム」と英語で呼びたい、究極のリアリズムを追求した画家、今回の展覧会が中国・四国地方以外では初の個展となります。吉村氏は広告のデザイナーとして代理店に勤務した後、版画を学んだ異色の経歴の持ち主。初期の作品は既に、後年に繋がるような独特の作風でした。この作品は金網の上に紙を重ね、一つひとつの網目を18000個、17メートル、70日かけて鉛筆で描写したもの。
    おすすめレポート
    学芸員募集
    アサヒグループ大山崎山荘美術館 広報募集 [アサヒグループ大山崎山荘美術館 京都府乙訓郡大山崎町銭原5−3]
    京都府
    東山旧岸邸 正社員・契約社員 募集! [東山旧岸邸]
    静岡県
    令和7年度高松市会計年度任用職員 資料館等学芸員募集中! [高松市石の民俗資料館]
    香川県
    府中市美術館 学芸員募集 [府中市美術館]
    東京都
    学生大歓迎!【アルバイト】名古屋市港防災センター 運営・接客/イベント業務スタッフ 募集! [名古屋市港区港町1-12-20(名古屋市港防災センター)]
    愛知県
    展覧会ランキング
    1
    国立西洋美術館 | 東京都
    西洋絵画、どこから見るか?―ルネサンスから印象派まで
    開催中[あと33日]
    2025年3月11日(火)〜6月8日(日)
    2
    アーティゾン美術館 | 東京都
    クロード・モネ -風景への問いかけ
    開催まであと277日
    2026年2月7日(土)〜5月24日(日)
    3
    東京国立博物館 | 東京都
    イマーシブシアター 新ジャポニズム ~縄文から浮世絵 そしてアニメへ~
    開催中[あと89日]
    2025年3月25日(火)〜8月3日(日)
    4
    TOKYO NODE | 東京都
    デザインあ展 neo
    開催中[あと140日]
    2025年4月18日(金)〜9月23日(火)
    5
    東京都美術館 | 東京都
    ミロ展
    開催中[あと61日]
    2025年3月1日(土)〜7月6日(日)