フランス生まれの女性芸術家で、戦後を代表する美術家のひとり、ニキ・ド・サンファル(1930-2002)の回顧展が今秋開催される事となり、2015年4月8日(水)、東京・港区の国立新美術館で記者発表が行われた。
10代の頃には雑誌のモデルを務めていたニキは、アートを通じて戦争や人種差別と対峙し、社会における女性のあり方を主題にした作品などを数多く制作残。銃を撃つ事で完成する「射撃絵画」、鮮やかな色彩と伸びやかな形態の「ナナ」シリーズ、彫刻庭園「タロット・ガーデン」などで知られている。
展覧会は昨秋パリで60万人の観客を集めた大回顧展の要素を取り入れて、日本向けに再構成。初期から晩年まで国内外の主要作品100点超が出品される。
構成は「アンファン・テリブル ─ 反抗するアーティスト」「女たちという問題」「あるカップル」「ニキとヨーコ ─ 日本との出会い」「精神世界へ」「タロット・ガーデン」の6章。
「ニキ・ド・サンファル展」は東京・港区の国立新美術館 企画展示室1Eで、2015年9月18日(金)~12月14日(月)に開催。観覧料は当日一般 1,600円、大学生 1,200円、高校生 800円。前売りはそれぞれ200円引きで、2015年6月1日(月)から発売。
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