2月8日付けの読売新聞によると、平山郁夫や東山魁夷らの絵画を基にした版画の偽作が大量に流通していた事がわかった。
同紙が一面トップで報じたもので、大阪府の画商からの依頼で関西の工房経営者が「約40作品を各20枚ほど刷った」と証言。8年ほど前から行っていたという。
昨年春頃に、同じ版画が不自然に多く流通している事に日本現代版画商協同組合(日版商)の組合員が気づき、画商は昨年秋ごろに偽作を認めた。
版画市場は混乱し、平山郁夫や東山魁夷らの版画は値崩れしているという。
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