
東京藝術大学大学美術館「藝大コレクション展 2022 春の名品探訪 天平の誘惑」」会場
東京藝術大学が所有する多彩なコレクションの中から、毎年テーマを決めて作品・資料を紹介する恒例の展覧会がはじまる。
今回は「春の名品探訪」と題して、約3万件の収蔵品の中から選りすぐりの名品を、展示室を一巡するように展示する。
展示作品は、重要文化財《小野雪見御幸絵巻》や狩野常信《鳳凰図屏風》などの古美術、長原孝太郎《入道雲》、白川一郎《不空羂索観音》などの西洋画、さらに狩野芳崖《悲母観音》や橋本雅邦《白雲紅樹》(ともに重要文化財)など近代日本画まで。
重要文化財《浄瑠璃寺吉祥天厨子絵》は全7面を一挙に公開。目前に開かれた厨子のなかに足を踏み入れていくような立体的な展示とした。
また、藝大と天平美術の繋がりに焦点を当て、古代から現代にいたるまでの天平にまつわる名品と貴重な資料を特集展示。最新の研究成果も紹介する。
「藝大コレクション展 2022 春の名品探訪 天平の誘惑」」は東京藝術大学大学美術館で2022年4月2日(土)~5月8日(日)に開催。入館料は一般 440円など。

東京藝術大学大学美術館「藝大コレクション展 2022 春の名品探訪 天平の誘惑」」会場

東京藝術大学大学美術館「藝大コレクション展 2022 春の名品探訪 天平の誘惑」」会場

東京藝術大学大学美術館「藝大コレクション展 2022 春の名品探訪 天平の誘惑」」会場