
国立映画アーカイブ「和田誠 映画の仕事」会場
日本を代表するグラフィックデザイナー、イラストレーターの和田誠(1936~2019)と映画との関わりを示す展覧会が、東京で始まる。
たばこ「ハイライト」のデザインや「週刊文春」の表紙など、国民的な仕事を残している和田誠は、大の映画好きでもあり、中学生時代から本格的に映画を鑑賞。
若手デザイナーの登竜門である日宣美賞にも、映画ポスターのデザインで応募して、見事受賞。プロになってからも、ギャラ無しで日活名画座の絵入り数ポスターを担当した事をはじめ、映画ポスターや書籍など、映画関連の仕事を数多く手がけた。
監督修行の経験を経ずに『麻雀放浪記』(1984年)をはじめ4本の長篇娯楽映画を監督。私生活でもアメリカ映画のフィルムやポスターをコレクションするなど、映画に熱い情熱を注いでいた。
展覧会では和田誠が手がけた映画ポスター、装丁した映画書をはじめ、監督作品の資料や、和田誠が収集した映画フィルムやポスターなど、約300点を紹介する。
「和田誠 映画の仕事」は、国立映画アーカイブ 展示室(7階)で2023年12月12日(火)~2024年3月24日(日)に開催。観覧料は一般 250円など。

国立映画アーカイブ「和田誠 映画の仕事」会場

国立映画アーカイブ「和田誠 映画の仕事」会場

国立映画アーカイブ「和田誠 映画の仕事」会場

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