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    近代日本の陶磁史を概観 ── 渋谷区立松濤美術館で「セラミックス・ジャパン 陶磁器でたどる日本のモダン」
    (掲載日時:2016年12月12日)
    渋谷区立松濤美術館「セラミックス・ジャパン 陶磁器でたどる日本のモダン」

    2016年12月12日(月)、東京・渋谷区の渋谷区立松濤美術館で「セラミックス・ジャパン 陶磁器でたどる日本のモダン」のプレス向け内覧会が開催された。

    明治維新から第二次世界大戦までの約70年間に日本でつくられた陶磁器のデザインを概観する展覧会。

    日本の陶磁器は明治の初期に万国博覧会などで脚光を浴び、続々と欧米へ。欧米でのアール・ヌーヴォーの流行を受けて、明治後期には日本でも陶磁器分野でデザイン研究が深化。大正時代以降は制作者の個性が重視される一方、メーカーも台頭して食器以外にもタイルなどの建材も量産されるようになった。

    展覧会は近代日本で陶磁器が辿ってきた歩みを追う試み。著名な陶芸家による作品だけでなく、碍子などの工業用磁器、装飾が施された建築建材としての陶磁器まで幅広く紹介する。

    「セラミックス・ジャパン 陶磁器でたどる日本のモダン」は渋谷区立松濤美術館で、2016年12月13日(火)~2017年1月29日(日)に開催。観覧料は一般 500円、大学生 400。
     
    発信:インターネットミュージアム

    渋谷区立松濤美術館 施設詳細ページ
    「セラミックス・ジャパン 陶磁器でたどる日本のモダン」情報ページ
    「セラミックス・ジャパン 陶磁器でたどる日本のモダン」公式ページ
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