ホー・ツーニェン 百鬼夜行

    豊田市美術館 | 愛知県

    シンガポール出身の作家ホー・ツーニェンは、映像、インスタレーション、サウンド、演劇といったジャンルを横断しつつ、時に妖艶に、時にダイナミックに観る者を魅了しながら、現代につながる近代以降のアジアの問題に光を当てる。 ホーの日本の歴史をテーマとしたプロジェクトは、2019年のあいちトリエンナーレの豊田会場における喜楽亭の「旅館アポリア」、2021年春の山口情報芸術センターでの《Voice of Void》に続いて、本展が連続する最後のものとなる。 本展は、第二次世界大戦中にマラヤ(現在のマレーシアとシンガポール)で活躍し、ともに「マレーの虎」と呼ばれた二人の日本人を軸に展開する。 その一人は、マレー作戦の先鋒であった山下奉文将軍であり、もう一人は、マラヤの盗賊であり後に日本軍のスパイとなった、戦後に人気を博したヒーロー番組「怪傑ハリマオ(マレー語で虎の意)」のモデルとなる谷豊である。マレーと日本を舞台としてそこから様々に繋がる物語は、アジア全域にまたがる複雑な歴史を浮かび上がらせる。過去の史実は、幽霊のように私たちの前に立ち現れるだろう。
    会期
    2021年10月23日(土)〜2022年1月23日(日)
    会期終了
    開館時間
    10:00-17:30
    料金
    一 般1,000円[ 800円]、高 校・大学生800円[600円 ](学生証をご提示ください)、中学生以下は無料
    *[  ]内は前売券及び20名以上の団体料金
    休館日 月曜日[2022年1月10日は開館]、年末年始(2021年12月27日‐2022年1月4日)
    公式サイト https://www.museum.toyota.aichi.jp/
    会場
    豊田市美術館
    住所
    〒471-0034 愛知県豊田市小坂本町8-5-1
    0565-34-6610
    ホー・ツーニェン 百鬼夜行のレポート
    1
    「百鬼夜行」というタイトルは恐ろしげですが、展示室には大勢のユーモラスな妖怪たちが闊歩しています。
    妖怪の一人になったつもりで、人間の世界を観察してみてはいかがでしょうか。
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