フィリア ― 今 道子

神奈川県立近代美術館 鎌倉別館 | 神奈川県

写真家・今 道子(こん みちこ 1955- )は、創形美術学校で版画を学び、写真を用いたリトグラフなどで非現実的なイメージを追求するなかで、1980年前後から本格的に写真の制作を始めました。 市場に並ぶ魚や野菜などの食材や、靴や帽子といった日常的なモノを素材にそれらを組み合わせたオブジェを創り、自然光で撮影して印画紙に焼き付ける独自の手法を用います。 その精緻な構成と詩的喚起力に富んだモノクロームの世界は、最初の写真集『EAT』(1987年)以来一貫しており、第16回木村伊兵衛写真賞受賞(1991年)をはじめ、国内外で高い評価を得てきました。 不可思議な関係で結ばれたモノたちが生み出す幻想的なイメージによって、しばしば「異色の作家」として語られる今道子ですが、作家の眼差しにはひとたび断たれた生命に、束の間、魂を吹き込もうとする被写体への愛――フィリアが窺えます。 日本の美術館では初めての個展となる本展では、鎌倉を拠点に40年にわたり制作してきた作家の軌跡を、初期の代表作からメキシコ国立写真美術館での個展(2017年)以降の近作を含む約100点からたどります。 【展覧会の見どころ】 日本の美術館での初めての個展となる本展では、今道子の初期の代表作《蛸+メロン》《キャベツ氏》から近作の《繭少女》《シスターバンビ》まで、モノクロ70点余とカラー7点、ポラロイド16点などから今道子の創作の軌跡をたどります。また、新作の《巫女》(2020年)を初公開します。
会期
2021年11月23日(Tu)〜2022年1月30日(Su)
会期終了
開館時間
午前9時30分 – 午後5時(入館は午後4時30分まで)
料金
一般700円
20歳未満と学生550円
65歳以上350円
高校生100円
*中学生以下と障害者手帳等をお持ちの方(および介助者原則1名)は無料です。
*ファミリー・コミュニケーションの日(毎月第1日曜日:12月5日)は、18歳未満のお子様連れのご家族は、割引料金(65歳以上の方を除く)でご覧いただけます。
*その他の割引につきましてはお問い合わせください。
休館日月曜(1月10日を除く) 12月29日(水曜)–2022年1月3日(月曜)
公式サイトhttp://www.moma.pref.kanagawa.jp/annex
会場
神奈川県立近代美術館 鎌倉別館
住所
〒248-0005 神奈川県鎌倉市雪ノ下2-8-1
0467-22-5000
フィリア ― 今 道子
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