篠田桃紅展

    東京オペラシティ アートギャラリー | 東京都

    篠田桃紅(1913[大正2]-2021[令和3])は、70年を越える活動を通して、孤高の位置をまもりながら、前衛書から墨による独自の抽象表現の領域を拓き、探究しつづけました。 中国大連に生まれ、東京で育った篠田は、自立した生き方を求めて書の世界に身を投じ、戦後まもなく、40歳を越えて単身ニューヨークに渡り活動の場を大きく拡げます。 新しい表現を求める熱気あふれるこの時代、欧米の抽象芸術と日本の前衛書が時代の先端で響きあうなか、篠田の表現は大きな注目と高い評価を獲得。 帰国後は、書と絵画、文字と形象という二分法に囚われない、墨によるまったく新しい独自の抽象表現、空間表現を切り拓き、ときに建築的なスケールにまで及ぶ制作によって、他の追随を許さない独自の位置を占めました。 また、版画の世界でも固有の表現を確立し、さらに豊かな教養と細やかな感性、そして怜悧な批判精神に裏打ちされたエッセイの名手としても、ひろく人々から愛されました。 惜しくも107歳で逝去した篠田の没後1年をへて開催される本展は、桃紅の長きにわたる活動の全貌を紹介するとともに、その広い射程と現代性を今日的な視座から検証するものです。
    会期
    2022年4月16日(土)〜6月22日(水)
    会期終了
    開館時間
    11:00~19:00(入館は閉館30分前まで)
    ※ただし、展示により変更の可能性があります
    公式サイト https://www.operacity.jp/ag/
    会場
    東京オペラシティ アートギャラリー
    住所
    〒163-1403 東京都新宿区西新宿3-20-2
    050-5541-8600(ハローダイヤル)
    評価
    篠田桃紅展のレポート
    4
    書と絵画、文字と形象という墨による新しい独自の表現を開拓した篠田桃紅
    初期から成熟期、晩年まで、篠田のキャリアをトータルで通観できる回顧展
    鑑賞後は、隣接に新たにオープンしたミュージアムショップ「Gallery 5」へ
    篠田桃紅展に関連する特集
    「空也上人立像」が東京では半世紀ぶりの公開。世界を舞台に活躍した日本人女性アーティストの草分け「篠田桃紅展」。東京国立近代美術館では「没後50年 鏑木清方展」。西洋美術好きなら「スコットランド国立美術館 THE GREATS 美の巨匠たち」。
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