生誕130年記念

    直木賞作家県人第1号 鷲尾 雨工 ―人と作品―

    にいがた文化の記憶館 | 新潟県

     歴史小説を多数発表し、新潟県人で直木賞作家第1号となった鷲尾雨工(本名浩、1892[明治25]~1951[昭和26]年)は、西蒲原郡黒鳥村(現新潟市西区)に生まれました。2022年に生誕130年を迎えます。  雨工の祖父と父は早くに亡くなり、生家は雨工が3歳の時に焼失したため、小千谷市にある母親の実家に移住しました。旧制小千谷中学校では常に成績上位で、卒業後は文学を志して早稲田大学英文学科に進学しました。卒業後、大学の同級生だった直木三十五らと出版業に乗り出しましたが、関東大震災で高額の負債を負って小千谷に帰郷しました。しかし作家への道を諦められずに再び上京し、職を転々としながら執筆活動を続けました。  再上京から11年、43歳の時に極貧の中で書き上げた『吉野朝太平記』で第2回直木賞を受賞。楠正儀(くすのき・まさのり)を中心に南北朝末期の乱世のありさまを描いた作品です。明確な歴史観に基づく歴史小説で評価を高めましたが、戦争や体調悪化のせいでその活躍は長く続きませんでした。  本展では生誕130年を記念し、鷲尾雨工の生涯と作品を紹介します。
    会期
    2022年4月9日(土)〜7月10日(日)
    会期終了
    開館時間
    午前10時00分 〜 午後5時00分
    (観覧券の販売は午後4時30分まで)
    料金
    観覧料 一般 500円(400円)
    学生〔高校生以上〕300円(240円)
    中学生以下無料
    ※( )は団体20名以上
    休館日 月曜日(ただし5月2日は開館)、5月6日[金]
    観覧時間の目安 ~60分
    公式サイト http://nmmc.jp/exb/4484
    会場
    にいがた文化の記憶館
    住所
    〒950-0088 新潟県新潟市中央区万代3-1-1 新潟日報メディアシップ5階
    025-250-7171
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