
六本木ミュージアム「1999展 ―存在しないあの日の記憶―」
「1999年7月に世界は滅びる」とノストラダムスが予言してから四半世紀。“滅びなかった未来”を生きる私たちに、もしも本当に「世界の終わり」が訪れていたらという異世界を体験させるホラー体験型の展覧会が、六本木ミュージアムで開催される。
展覧会は、ホラー小説『近畿地方のある場所について』で知られる作家・背筋、ホラーゲーム『SIREN』シリーズの脚本を担当した佐藤直子、ホラー映画を手がける西山将貴によるクリエイターユニット「バミューダ3」による企画。3人それぞれが異なるメディアで活動してきた経験を活かし、展覧会ならではの物語体験を創出する。
会場には、イラストレーター・米山舞が描き下ろした“終末の少女”が登場。来場者を仮想の1999年7月へと誘い、取り残された“ある部屋”の空気感、走行する車窓の向こうに広がる記憶の風景、終末世界に響く声なき魂の残響など、五感を揺さぶるような演出で展開。来場者が物語に没入していく構成となっている。
来場特典として、背筋による書き下ろし短編小説も配布される。
「1999展 ―存在しないあの日の記憶―」は、2025年7月11日(金)~9月27日(土)に開催。観覧料は一般 2,500円など。

六本木ミュージアム「1999展 ―存在しないあの日の記憶―」

六本木ミュージアム「1999展 ―存在しないあの日の記憶―」会場

六本木ミュージアム「1999展 ―存在しないあの日の記憶―」会場

六本木ミュージアム「1999展 ―存在しないあの日の記憶―」会場

六本木ミュージアム「1999展 ―存在しないあの日の記憶―」会場

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