知ったら、こわい展覧会

パーク全体が非日常に包まれるハウステンボスのハロウィーン、そして光と夢に満ち溢れたクリスマスのシーズンに、ハウステンボス美術館では、これまでとは一風変わった「こわい」をテーマにした展覧会を開催いたします。 いつも美術館に飾られている作品は、一見明るい絵であったり、可愛い形をしていても、実は怖い場面を描いていたり、不思議な物が描かれていたり、有毒な材料が使用されていることがあります。例えば、油彩画に使用されている白は、近年までフレークホワイトや鉛白と呼ばれる色が主流でしたが、その材料には鉛が使用されており、多くの画家が鉛中毒になったと言われています。 今回の展覧会では、そうした少しゾッとするような裏話を交えながら、9,000点を超えるハウステンボスの収蔵品の中から選ばれた、どこかゾクゾク、ドキドキする要素を持った作品をご紹介して参ります。普段何気なく見ている作品の、その裏側へ、皆様をご招待いたします。