1959年、ニューヨークのトイ・フェアでデビュー。当時、赤ちゃん体型が主流だった人形の世界に、完成されたプロポーションと精巧に作られたドレスや靴をまとったバービーの登場は女の子の心を魅了したそうです。以来、時代が代わってもバービーはいつも“憧れ”であり、そのファッションは時代を反映しています。
本展では「ヴィンテージ期」(1959-66)より「ナンバー1・バービー」などの初期バービー、「モッズ期」(1967-76)より時代に合わせフルモデルチェンジした“ナチュラルで若々しい“バービー、「スーパースター期」(1977-)からは時代を反映した再度モデルチェンジしたディスコファッションのバービーやディオール、アルマーニ、ケイト・スペードら著名デザイナーとコラボしたバービーまで300点以上を展示します。
実は、最初の10年間のバービーはMade in Japan。アメリカ玩具メーカーのマテル社は日本の高技術とローコストに着目し、最初の10年間、バービー人形は日本で生産されていました。コスチュームデザイナーのシャーロット・ジョンソン女史は、帝国ホテルのスイートルームにミシンを持込み、ドレスやアクセサリーの試作に励んでいたといいます。ファッションドールの象徴としてディオール、ケイト・スペードなど世界の有名デザイナーとコラボレートしてきたバービー。その中で、シューズデザイナークリスチャン・ルブタンがバービーにラブコールして実現した「ルブタンバービー」100セットのみ、日本で初めて、本展会場で先行販売します。これは、2009~10年にかけて3種類限定で生産されたバービーで今後の生産予定はないそうです。その他、クリアファイル、マグカップ、バッグなどクリスマスギフトに最適な“バービーグッズ”が揃います。
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