洋上のインテリア2

【2023年4月1日から休館】日本郵船歴史博物館 | 神奈川県

当館では、2007年に企画展「洋上のインテリア」を開催し、明治後期~昭和初期における客船インテリアの歴史を俯瞰する形でご紹介しました。このたびは、それに引き続き、現在に残る貴重なカラースキーム(デザイン画)や図面、家具、写真などを通して、その船内装飾の歴史を、知られざる建築家の活躍に焦点をあてながらご紹介します。 昭和初期の客船インテリア設計には、中村順平(1887~1977)や村野藤吾(1891~1984)をはじめ、松田軍平(1894~1981)、久米権九郎(1895~1965)といった、日本を代表する多くの建築家たちが関わっていました。さらには、ほとんど知られていませんが、数奇屋建築を近代化したことで知られる吉田五十八(1894~1974)や、のちに世界を代表する建築家となる若き日の丹下健三(1913~2005)なども、客船インテリアの設計に関わっていました。本展では、建築史ではほぼ語られることのない、客船インテリア史における建築家の活躍に注目します。 また、客船独自の豪華できらびやかなインテリアスタイル「現代日本様式」にも注目します。建築が、機能を重視し、装飾を排したモダニズムへと向かう一方で、客船の室内空間は、その流れとは逆行しました。そして、日本的意匠をふんだんにとりいれた、華美で装飾的な「現代日本様式」という独自のスタイルを誕生させました。 初公開資料が多く含まれる本展を通じて、往時の華やかな豪華客船時代を蘇らせるとともに、埋没した船内装飾史を明るみにし、忘却された建築家の活躍に再び光をあてることができれば幸いです。
会期
2011年8月6日(Sa)〜11月27日(Su)
会期終了
開館時間
10:00~17:00
(ご入館は16:30まで)
休館日
月曜日
※祝日の場合は開館、翌平日休館
公式サイトhttp://www.nyk.com/rekishi/index.htm
会場
【2023年4月1日から休館】日本郵船歴史博物館
住所
〒231-0002 神奈川県横浜市中区海岸通3-9 横浜郵船ビル1階
045-211-1923
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洋上のインテリア II
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国威発揚の客船インテリア、名建築家が参戦
数奇屋建築を近代化した吉田五十八、「世界のタンゲ」こと丹下健三、松田平田設計創始者の松田軍平…。日本を代表する建築家が客船インテリアを手がけていたことはほとんど知られていません。
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