2018年2月21日(水)、東京・港区の根津美術館で「香合百花繚乱」のプレス向け内覧会が開催された。
「香」を入れる蓋付きの容器である「香合」に焦点を当てた企画展。
香合は初期は渡来品の漆器が主流だったが、茶の湯が流行するにつれ、黄瀬戸や志野など国内でつくられた焼き物が登場。また、蒔絵の古い箱、螺鈿・染付・青磁などの新しい唐物も使われるようになった。
素材も多彩で形状もバラエティーに富むため、茶の湯の道具のなかでも特に人気が高い。展覧会では約170点の香合を展示する。
「香合百花繚乱」は根津美術館で、2018年2月22日(木)~3月31日(土)に開催。観覧料は一般 1,100円、学生 800円、中学生以下は無料。
テーマ展示として、展示室2では「釜 ―茶室の主の姿―」、展示室5では「歌詠みの書 ―懐紙と短冊―」、展示室6では「花月の茶」が同時開催される。
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