2019年3月13日(水)、東京・千代田区の三菱一号館美術館で「ラファエル前派の軌跡展」のプレス向け内覧会が開催された。
1848年にダンテ・ゲイブリエル・ロセッティらが結成したラファエル前派兄弟団の作品を中心に、約150点を紹介する企画展。
英国美術の全面的な刷新をめざしてラファエル前派を結成した前衛芸術家たちの作品は、社会の基盤が移りゆく時代において、広く共感を呼んで受け入れられた。
ラファエル前派の精神的な指導者であるジョン・ラスキンは、あらゆる人にかかわる芸術の必要性を説く一方で、彼らとエドワード・バーン=ジョーンズやウィリアム・モリスら、さらに偉大な風景画家J.M.W.ターナーとを関連づけて考察した。
展覧会は、ラスキンの生誕200年を記念する企画。ターナー《カレの砂浜―引き潮時の餌採り》、ロセッティ《ウェヌス・ウェルティコルディア(魔性のヴィーナス)》、バーン=ジョーンズ《赦しの樹》など、英米の美術館に所蔵される油彩画や水彩画、素描、ステンドグラス、タペストリ、家具などが展示されている。
「ラファエル前派の軌跡展」は三菱一号館美術館で、2019年3月14日(木)~6月9日(日)に開催。観覧料は一般 1,700円、高校・大学生 1,000円、小・中学生 500円。前売りは一般 1,500円で2019年3月13日(水)23:59まで発売。
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