2019年9月3日(火)、東京・港区のサントリー美術館で「黄瀬戸・瀬戸黒・志野・織部 ―美濃の茶陶」展のプレス向け内覧会が開催された。
岐阜県の美濃(東濃地域)でつくられたやきもの、美濃焼を紹介する企画展。
黄瀬戸、瀬戸黒、志野、織部などに分類される美濃焼は、茶の湯のためのやきものとして桃山時代に流行した。
長い歴史の中で、これらは瀬戸(愛知県)で焼かれたと考えられていた時期もあったが、昭和初期に荒川豊蔵が岐阜の古窯跡から陶片を発掘した事で、美濃で焼かれたことが判明。
この発見で人々の関心が集まり、美濃焼は憧れの存在になっていった。
展覧会では美濃焼の造形の魅力に焦点を当てるとともに、近代陶芸家の荒川豊蔵と加藤唐九郎の代表作や、近代数寄者旧蔵の名品を展示。近代以降の美濃焼の人気や評価の高まりを紹介する。
「黄瀬戸・瀬戸黒・志野・織部 ―美濃の茶陶」展はサントリー美術館で、2019年9月4日(水)~11月10日(日)に開催。観覧料は一般 1,300円、大高生 700円、中学生以下 無料。前売りは1,100で2019年9月3日(火)23:59まで発売。
「「黄瀬戸・瀬戸黒・志野・織部 ―美濃の茶陶」展」のチケットはこちら | |
|
サントリー美術館「「黄瀬戸・瀬戸黒・志野・織部 ―美濃の茶陶」展」の取材レポートはこちら発信:
インターネットミュージアム>
サントリー美術館 施設詳細ページ>
「「黄瀬戸・瀬戸黒・志野・織部 ―美濃の茶陶」展」情報ページ>
サントリー美術館 公式ページ