震災で大きな被害が出た岩手県宮古市の画家で元市美術協会長、増坂勲さんが震災をテーマにした油彩の制作に取り組んでいる。
「祈り」と題した2枚組みで、1枚は壊れた船のそばで悲嘆に暮れる漁師の夫婦の姿を、もう1枚は、がれきの町、決壊した堤防などを背景に母子の姿を描いている。
80歳の増坂さんは「お盆までに何とか仕上げる」と話しており、9~10月に東京・上野の森美術館や京都市美術館などである「主体展」への出品を目指す。
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