日比谷図書文化館「タイムトリップ 江戸から東京へ」会場
明治維新後の文明開化以降の歴史を紐解きながら、東京都千代田区の風景や名所の移り変わりを紹介する展覧会が東京で始まる。
千代田区は徳川家康による江戸城築城に始まり、明治維新後も首府として維持されたため、同区には近世以来の風景を示す多くの文化財が残っている。
展覧会では千代田図書館が長年収集保存してきた郷土資料を中心に、江戸から東京へと風景が推移する中で歴史的な風景の変貌を紹介。
まちの記憶を伝える歴史が消失しつつあるなか、建造物の記録化や江戸城門を現代の都市の中でよみがえらせる人々の努力も紹介する。
日比谷図書文化館開館10周年記念特別展「タイムトリップ 江戸から東京へ ~資料で綴る千代田の風景~」は日比谷図書文化館で2021年10月22日(金)~12月19日(日)に開催。入館料は一般 300円など。会期中、一部展示替えあり。
日比谷図書文化館「タイムトリップ 江戸から東京へ」会場