東京ステーションギャラリー「鉄道と美術の150年」会場
明治5(1872)年に新橋─横浜間で鉄道が開業してから150周年を迎える事を記念して、日本全国約40カ所から集めた「鉄道美術」の名作や話題作など約150件を紹介する展覧会が、東京で始まる。
鉄道が開通した明治5年は「美術」という語が初めて登場した年でもあり、鉄道と美術はともに150年の時を歩み続けてきたといえる。
展覧会では、アメリカから1854年に贈られた蒸気機関車の模型を表した画巻から、日比野克彦が2021年にデザインした電車のヘッドマークまで、さまざまな作品を紹介。
河鍋暁斎、小林清親、歌川広重(三代)などによる明治美術史上名高い作品のほか、五姓田義松、都路華香、赤松麟作、川上涼花、梶原緋佐子、長谷川利行、中村岳陵、香月泰男らの近現代鉄道絵画の傑作を展示。
あわせて中村宏、立石大河亞、宮島達男、柳幸典、島袋道浩、Chim↑Pom from Smappa!Groupなどの現代アート作品や、淵上白陽、W. ユージン・スミス、大野源二郎、長野重一、本城直季らの写真も展示する。
「鉄道と美術の150年」は東京ステーションギャラリーで2022年10月8日(土)~2023年1月9日(月・祝)に開催。入館料は一般 1,400円など。
東京ステーションギャラリー「鉄道と美術の150年」会場
東京ステーションギャラリー「鉄道と美術の150年」会場
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