東京都写真美術館「プリピクテジャパンアワード『Fire and Water 』」会場より 岩根愛の作品(右)
2022年12月16日(金)、写真とサステナビリティに関する国際写真賞「プリピクテ」は、日本を拠点とする写真家を対象にした「プリピクテジャパンアワード」に岩根愛氏を選出、都内で受賞式が開催された。
プリピクテジャパンアワードは、地球の持続可能性(サステナビリティ)の問題に対して強いメッセージを投げかけている日本を拠点とする優れた写真家を支援することを目的に、2015年に制定。
2015年は菊地智子、2017年は志賀理江子の両氏が受賞している。
2019年に開催されるはずだった3回目のアワードは、コロナ禍により延期に。2022年12月に開催される事になった。
3回目の本アワードでは、新進作家から中堅作家まで8名の写真家(新井卓、岩根愛、岡田将、瀧本幹也、千賀健史、長沢慎一郎、中井菜央、水谷吉法の各氏)を選出。
南條史生氏が委員長を務める審査委員により、プリピクテジャパンアワードに岩根愛氏が選ばれた。岩根氏には賞金100万円が授与される。なお、岩根氏はカリフォルニアに滞在中のため、この日の受賞式は欠席となった。
岩根氏を含む8人の作品は、東京都写真美術館 3階展示室で開催される「プリピクテジャパンアワード『Fire and Water 』」展で紹介される。会期は2022年12月17日(土)~2023年1月22日(日)、入場無料。
プリピクテは世界有数の資産運用グループ、ピクテグループが運営している。
東京都写真美術館「プリピクテジャパンアワード『Fire and Water 』」会場より 岡田将の作品
東京都写真美術館「プリピクテジャパンアワード『Fire and Water 』」会場より 水谷吉法の作品
東京都写真美術館「プリピクテジャパンアワード『Fire and Water 』」会場より 瀧本幹也の作品