ニュース
    モネの代表作が一堂に ― 「モネ 連作の情景」展、東京と大阪で10月から開催
    (掲載日時:2023年9月6日)

    「モネ 連作の情景」展 記者発表 ナビゲーターの芳根京子さん
    「モネ 連作の情景」展 記者発表 ナビゲーターの芳根京子さん

    印象派の巨匠、クロード・モネ(1840-1926)の代表作60点以上が一堂に会す展覧会が東京と大阪で開催されることとなり、都内で記者発表が行われた。

    モネは柔らかい色使いとあたたかい光の表現を得意とし、自然の息遣いが感じられる作品を数多く制作。日本人に一番親しまれている画家の一人といえる。

    モネは同じ場所やテーマを異なる角度、異なる時間、異なる季節を通して描いた「連作(シリーズ)」で知られており、展覧会では、モネの「連作」に焦点を当てながら、時間と光とのたゆまぬ対話を続けた画家の生涯を辿る。 展覧会では、日本初公開となる人物画の大作《昼食》(シュテーデル美術館蔵)をはじめ、国内外40館以上から60点以上が集結。会場はすべてモネの作品で構成される。

    展覧会は「印象派以前のモネ」「印象派の画家、モネ」「テーマへの集中」「連作の画家、モネ」「『睡蓮』とジヴェルニーの庭」の5章構成。

    展覧会のナビゲーターには、俳優の芳根京子さんが就任。モネの絵が大好きという芳根さんは、モネのゆかりの地であるフランスも訪問。「アートは難しいものではなく、絵から溢れてくる感情に間違いはない。フランスでモネの絵を見たのはわずか4日間だったが、とても人生が豊かになった。皆さんにもそんな思いをしてもらえれば」と、展覧会をPRした。芳根さんは初めて展覧会の音声ガイドも務める。

    「モネ 連作の情景」は、上野の森美術館で2023年10月20日(金)~2024年1月28日(日)、大阪中之島美術館で2024年2月10日(土)~5月6日(月・休)に開催。入館料は、東京展は一般が平日 2,800円、土・日・祝が 3,000円。大阪展は 2,500円。


    おすすめレポート
    学芸員募集
    地域おこし協力隊(文化財調査・活用促進員)募集します! [小坂町郷土館博物館]
    秋田県
    ふくやま美術館 学芸員募集 [ふくやま美術館]
    広島県
    くじゅう地区管理運営協議会(長者原ビジターセンター)職員募集 [長者原ビジターセンター]
    大分県
    【美術品の撮影】美術品オークション会社・アルバイトスタッフ募集【(株)毎日オークション】 [東京都江東区有明3-5-7 TOC有明ウエストタワー5階]
    東京都
    独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所 有期雇用職員(事務補佐員)募集 [東京文化財研究所]
    東京都
    展覧会ランキング
    1
    東京都美術館 | 東京都
    ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢
    開催中[あと45日]
    2025年9月12日(金)〜12月21日(日)
    2
    上野の森美術館 | 東京都
    「正倉院 THE SHOW -感じる。いま、ここにある奇跡-」
    もうすぐ終了[あと3日]
    2025年9月20日(土)〜11月9日(日)
    3
    出羽桜美術館 | 山形県
    没後40年 有元利夫 優美な絵画世界への誘い
    開催中[あと31日]
    2025年9月5日(金)〜12月7日(日)
    4
    東京国立博物館 | 東京都
    特別展「運慶 祈りの空間―興福寺北円堂」
    開催中[あと24日]
    2025年9月9日(火)〜11月30日(日)
    5
    国立西洋美術館 | 東京都
    オルセー美術館所蔵 印象派ー室内をめぐる物語
    開催中[あと101日]
    2025年10月25日(土)〜2026年2月15日(日)