
麻布台ヒルズの「チームラボボーダレス」入口
アート集団チームラボは「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」を麻布台ヒルズに移転オープンする。
チームラボボーダレスは、2018年6月に東京・お台場にオープン。翌2019年には219万超の来場者数を記録し「単一アート・グループとして世界で最も来館者が多い美術館」としてギネス世界記録に認定されるなど国内外から人気を集めたが、入居していたパレットタウンの全館閉館に伴い、2022年8月で営業を終了。移転先となる麻布台ヒルズで開設工事が進んでいる。
施設の正式オープンを前に、2つの新作《Bubble Universe》《Megalith Crystal Formation》が報道陣に公開。
《Bubble Universe》は「認知上の存在」をテーマにしたインタラクティブな作品で、展示空間は無数の球体群によって埋め尽くされ、球体の中には異なる光の現象が入り混じりながら発光。鑑賞者と他者の関係に影響を受けながら、光の作品が連続していく。
《Megalith Crystal Formation》は、鏡面に覆われた空間に、チームラボボーダレスの世界を構成するさまざまな作品群が映りこみながら変化していく作品。誕生と死滅を繰り返す花々の作品と、三次元上の水の動きをシミュレーションした波の作品で展開される。
チームラボボーダレスは麻布台ヒルズ ガーデンプラザB B1に、2024年2月上旬オープン予定。

麻布台ヒルズの「チームラボボーダレス」より 《Bubble Universe》

麻布台ヒルズの「チームラボボーダレス」より 《Megalith Crystal Formation》