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長野県須坂市の「小池千枝コレクション 世界の民俗人形博物館」で、「しあわせのぬいぐるみパーク展」にあわせたスペシャルデーが開催された。会場では、ワークショップやレクチャーなど、ぬいぐるみをテーマにした特別イベントが行われた。
開催中の「しあわせのぬいぐるみパーク展」では、テディベアを中心に、ドイツ製の希少なぬいぐるみや日本の作家による特別制作作品を展示。動物や季節をテーマにしたコーナーも設けられ、訪れた人が自分のぬいぐるみを主役に撮影できる「ぬい撮りコーナー」も人気を集めている。
最近では、お気に入りのぬいぐるみと日常を楽しむ「ぬい活」が注目を集め、2025年の新語・流行語大賞にもノミネートされるなど、ぬいぐるみを取り巻く環境は大きく拡大している。
スペシャルデーでは、展覧会の象徴であるハンドメイドのぬいぐるみ「むすひ」を、ミニタオルで作るワークショップを実施。3種類のむすひ(小人むすひ・精霊むすひ・うさぎむすひ)の中から、子どもたちは「小人むすひ」を制作し、限定デザインの「アルクマ&かんなちゃんミニタオル」(800円)を使って、世界にひとつだけの“自分のむすひ”を仕上げた。
また、クリーニング店による「ぬいエステ(ぬいぐるみのお手入れ)」レクチャーも行われた。ぬいぐるみを洗濯機で洗うのは避けた方がよいとし、①毛足が長く柔らかいブラシで軽くブラッシング、②ぬるま湯でやさしく拭き冷風で乾かす、③洗剤を使う場合はオシャレ着用洗剤を使用——といったプロの技が紹介された。
さらにミュージアムショップでは、展覧会にあわせて「ぬいぐるみ作家グッズ」の販売もスタート。4人の出展作家(きたむらかの、サリークシー、JUNK FOOD OPERA、moriのえほん)の作品をデザインしたステッカー(380円)や、アクリルキーホルダー(各600円)が並ぶ。
展覧会ではアルクマ(長野県)、かんなちゃん(須坂市)など、地元のご当地ぬいぐるみたちも展示。この日のイベントには、アルクマとかんなちゃんも顔を見せて会場を盛り上げた。
「しあわせのぬいぐるみパーク展」は2026年1月18日(日)まで開催。入館料は1,000円(お気に入りのぬいぐるみを持参すると20%割引)。

小池千枝コレクション 世界の民俗人形博物館「しあわせのぬいぐるみパーク展」会場

小池千枝コレクション 世界の民俗人形博物館「しあわせのぬいぐるみパーク展」会場

人気を集めている「ぬい撮りコーナー」

ミニタオルで「むすひ」を作るワークショップ

ミニタオルで「むすひ」を作るワークショップ

「ぬいエステ(ぬいぐるみのお手入れ)」レクチャー

アルクマとかんなちゃんも登場

「ぬいぐるみ作家グッズ」の新製品、アクリルキーホルダー(各600円)

イベントを説明する、日本玩具文化財団 代表理事の佐藤豊彦さん