
東京国立博物館「法然と極楽浄土」会場
鎌倉仏教の一大宗派である浄土宗の美術と歴史を、鎌倉時代から江戸時代まで通覧する史上初の展覧会が東京で開催される。
法然(1133~1212)が承安5年(1175)に開いた浄土宗は、阿弥陀仏の名号を称えることによって、誰もが等しく極楽浄土に往生することを説いたもの。
その教えは貴族から庶民に至るまで多くの人々に支持され、現代に至るまで連綿と受け継がれている。
浄土宗開宗850年を記念して開催される本展では、全国の浄土宗諸寺院等が所蔵する国宝、重要文化財を含む貴重な名宝で紹介。
国宝《綴織當麻曼陀羅》《阿弥陀二十五菩薩来迎図(早来迎)》をはじめとする、浄土教美術の名品が展示される。
「法然と極楽浄土」は、東京国立博物館で2024年4月16日(火)~6月9日(日)に開催。観覧料は一般 2,100円など。

東京国立博物館「法然と極楽浄土」会場

東京国立博物館「法然と極楽浄土」会場

東京国立博物館「法然と極楽浄土」会場

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