
東京国立博物館 特別展「運慶 祈りの空間―興福寺北円堂」会場
鎌倉時代を代表する仏師・運慶の傑作を紹介する展覧会が、東京ではじまる。
奈良県にある興福寺の北円堂には、運慶の晩年の傑作として知られる本尊の国宝《弥勒如来坐像》と、その両脇に国宝《無著・世親菩薩立像》を安置している。
通常非公開の北円堂だが、修理完成を記念し、《弥勒如来坐像》がおよそ60年ぶりに寺外に公開されることとなった。
展覧会では3軀に加えて、かつて北円堂に安置されていた可能性が高い《四天王立像》を含む7軀の国宝仏を一堂に展示。鎌倉復興当時の北円堂内陣の再現を試みる企画展となっている。
来場者には、北円堂の「戸帳」に描かれた樹木と鹿をモチーフにしたオリジナルカードを配布。裏面のQRコードからは、興福寺の歴史と祈りを紹介する映像を視聴するできる。
展覧会の広報大使には俳優の高橋一生さんが就任し、音声ガイドナビゲーターも務める。
特別展「運慶 祈りの空間―興福寺北円堂」は、東京国立博物館 本館 特別5室で2025年9月9日(火)~11月30日(日)に開催。観覧料は一般 1,700円など。

東京国立博物館 特別展「運慶 祈りの空間―興福寺北円堂」会場

東京国立博物館 特別展「運慶 祈りの空間―興福寺北円堂」会場

東京国立博物館 特別展「運慶 祈りの空間―興福寺北円堂」会場

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