奈良・興福寺の創建1300年を記念した展覧会「国宝 興福寺仏頭展」が、今秋、東京・台東区の東京藝術大学大学美術館で開催されることとなり、2013年4月15日(月)、都内でプレス発表が行われた。
現存する東金堂がテーマで、ゆかりの名品を紹介する企画。国宝25点、重要文化財31点を含み、出展は約70点。構成は4章。
同寺の代表的名宝で、破損仏でありながら異例の国宝指定をうけている「銅造仏頭」(白鳳時代)は、360度可能な限りのアングルで見られるように紹介。
「仏頭」の守護神として造られた国宝「木造十二神将立像」(鎌倉時代)、浮彫の最高傑作とされる国宝「板彫十二神将像」(平安時代)の各12点、計24点は、史上初めて寺外で揃って展示される。
展覧会では、仏像好きとして知られるイラストレーターのみうらじゅんさんと、作家・クリエーターのいとうせいこうさんを「仏頭大使」に任命。二人は展覧会オリジナルグッズの開発など、会期終了まで展覧会を応援する。
興福寺創建1300年記念「国宝 興福寺仏頭展」は、東京藝術大学大学美術館で2013年9月3日(火)~11月24日(日)に開催。観覧料金は一般当日1,500円、高校・大学生は1,000円。前売はそれぞれ1,300円、800円で6月1日(土)より発売。
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左から、法相宗大本山興福寺の多川俊映貫首、仏頭大使1号みうらじゅんさん、仏頭大使2号いとうせいこうさん
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