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    平等院鳳凰堂の仏後壁の再現模写を披露 サントリー美術館
    (掲載日時:2013年11月15日)
    2013年11月14日(木)、サントリー美術館で「平等院鳳凰堂平成修理完成記念 天上の舞飛天の美展」における新知見の発表が行われた。

    本展は平成24年9月から行われていた平等院鳳凰堂の平成修理完成記念で開催されるもので、国宝「雲中供養菩薩像」や、寺外初展示となる国宝「阿弥陀如来坐像光背飛天」などの、普段は間近で見ることできない、鳳凰堂内を彩る飛天が一挙に公開される。

    今回の修理において、鳳凰堂内の仏後壁(本尊阿弥陀如来坐像の後ろの板壁)の本格調査が行われ、使用された顔料等の分析を東京文化財研究所が行った。
    その調査に基づき、高さ約3mの位置に描かれた飛天を、東京藝術大学文化財保存学の荒井経准教授が再現模写し、記者会見で披露された。

    飛天は、下書きもない地に細い筆で描かれており、荒井教授は再現するのは至難の業だったと語った。飛天の顔は4mm四方ほど、全体でも5cmほどの小ささで描かれている。
       再現模写は11月23日(土祝)からの「平等院鳳凰堂平成修理完成記念 天上の舞飛天の美展」で一般公開される。

    「平等院鳳凰堂平成修理完成記念 天上の舞飛天の美展」は2013年11月23日(土祝)~2014年1月13日(月祝)まで、サントリー美術館で開催。観覧料は一般当日1,300円。前売りチケットは1,100円で2013年11月22日(金)23:59まで販売。


    [img]http://www.museum.or.jp/storage/old/photos0/3302.jpg[/img]
     
    「平等院鳳凰堂平成修理完成記念 天上の舞飛天の美展」の前売りチケットはこちらiconicon

    発信:インターネットミュージアム

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