日本テレビ史における最長寿の演芸番組として1966年から放送されている「笑点」の放送50周年を記念した「笑点 放送50周年特別記念展」の開幕を前に、2016年4月27日(水)、日本橋髙島屋で開会式が行われた。
「笑点」は1965年から立川談志の総合司会で深夜に放送されていた大人向けバラエティー寄席「金曜寄席」が前身。人気を博していたため日曜日に放送時間を移し、番組名も改めて1966年5月15日に「笑点」としてスタートした。
座布団十枚を初めて獲得したのは、番組開始1年後の歌丸と小痴楽。現在でも使われている名テーマソング(前田武彦作詞、中村八大作曲)は、1969年に誕生。1973年には歴代最高視聴率40.5%(ニールセン調べ)を獲得している。
展覧会では歴代メンバーや歴代座布団十枚獲得者などを、舞台を再現した大喜利セットとともに展示。
放送で使われている小道具や大喜利での被り物など笑点の舞台裏も披露するほか、往年の名シーンも映像で紹介。実際に座布団に座れる体験コーナーも設けた。
開会式にはオフィシャルサポーターとして笑点メンバーの林家木久扇師匠が登場。歴代司会者についての思い出を聞かれると「(現司会者の)歌丸師匠は手入れのいい遺跡から出てきたミイラのよう」とコメント。展覧会について「いろいろな資料があって、被り物などは目の前で見ると面白いと思う。(展覧会は入場料が無料だが)タダだと思っていい加減に見るのではなく、何か買って協力して欲しい」と笑いを交えてPRした。
「笑点 放送50周年特別記念展」は2016年4月27日(水)~5月9日(月)、日本橋髙島屋8階ホールで開催。入場無料。京都髙島屋、横浜髙島屋、大阪髙島屋に巡回する。
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