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    ヨコハマトリエンナーレ2020のタイトルが決定 ― 「Afterglow―光の破片をつかまえる」
    (掲載日時:2019年11月29日)
    ラクス・メディア・コレクティヴ 左から、モニカ・ナルラ、シュッダブラタ・セーングプタ
    ラクス・メディア・コレクティヴ 左から、モニカ・ナルラ、シュッダブラタ・セーングプタ

    2019年11月29日(金)、横浜トリエンナーレ組織委員会は「ヨコハマトリエンナーレ2020」のタイトルや第一弾参加アーティストなどを発表した。

    タイトルは「Afterglow―光の破片をつかまえる」。

    Afterglowは「残光」の事。私たちが日常生活の中で知らず知らずのうちに触れていた、宇宙誕生の瞬間に発せられた光の破片を指す言葉として選ばれた。

    アーティスティック・ディレクターは、インドのニューデリーを拠点とするアーティスト3名によるラクス・メディア・コレクティヴ(以下、ラクス)。

    ラクスは展覧会のキュレーションに際して、時代や文化的背景の異なる実在の人物の生き方や考え方を例示する資料である「ソース」から発想するのが特徴。

    今回も、公式サイトで公開されている『ソースブック』に収録された5つの資料をもとに、「ホワイトノイズ」「茂み」「反百科事典」 「漁師のアドバイス」などのキーワードで、ラクス自身の思考を紹介、共有していく。

    第1弾として、以下の19名の参加アーティストも発表された。(※)は、日本で初めて作品を発表するアーティストとなる。

    新井 卓、イシャム・ベラダ(※)、ジェシー・ダーリング(※)、エヴァ・ファブレガス(※)、ファーミング・アーキテクツ(※)、イヴァナ・フランケ、ズザ・ゴリンスカ(※)、アンドレアス・グライナー、ニルバー・ギュレシ(※)、飯川雄大、飯山由貴、岩間朝子、川久保ジョイ、アモル・K・パティル(※)、佐藤雅晴、新宅加奈子、田村友一郎、アントン・ヴィドクル、ランティアン・シィエ(※)。

    この日は、プレイベントとなる「エピソード00 ソースの共有」 の報道向け内覧も開催。新宅加奈子による、自らの裸体に絵の具を纏うパフォーマンス《I’m still alive》などが行われた。

    一般向けのプレイベントは11月30日(土)に開催されるが、チケットは予定枚数が終了している。

    「ヨコハマトリエンナーレ2020」は2020年7月3日(金)〜10月11日(日) に開催。会場は横浜美術館とプロット48の2カ所。

    イシャム・ベラダ《Présage(予兆)》(スティル) 2007- Ongoing © ADAGP Hicham Berrada. Courtesy the artist and kamel mennour, Paris/London, Photo by Hicham Berrada
    イシャム・ベラダ《Présage(予兆)》(スティル) 2007- Ongoing © ADAGP Hicham Berrada. Courtesy the artist and kamel mennour, Paris/London, Photo by Hicham Berrada


    ニルバー・ギュレシ《Pommel Horse from the Series Unknown Sports》(部分) 2009 © Nilbar Güreş, Courtesy of Galerist
    ニルバー・ギュレシ《Pommel Horse from the Series Unknown Sports》(部分) 2009 © Nilbar Güreş, Courtesy of Galerist



    発信:インターネットミュージアム

    ヨコハマトリエンナーレ2020 公式サイト
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