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レポート
印象派の行方 モネ、ルノワールと次世代の画家たち
ポーラ美術館 | 神奈川県
最後の展覧会の後の印象派は?
1874年に最初の展覧会を開催した印象派。そのグループとしての活動は長くは続かず、1886年の第8回展で終焉を迎えます。その後の印象派はどうなったのか、次世代の画家たちとの関係にも着目した展覧会がポーラ美術館で開催中です。
モネの3点
会場入口。第1部は黄色、第2部はピンクと、明快な構成です。
ルノワールの2点
右のスーラは、最後の印象派展で脚光を浴びました。左はゴッホ。
1900年初頭に名乗りをあげた「フォーヴ」(野獣)一派。
ボナールとモネ。家を訪ねあう仲でした。
第1部会場
ボナールとルノワール。ボナールのアトリエにはルノワールの裸婦の小品がみえます。
限定メニュー「ルノワール家のごちそう」
ルノワールの作品を16点、モネの作品を19点も所蔵し、「印象派の美術館」としても有名なポーラ美術館ですが、企画展で印象派をテーマにするのは、実に7年ぶり。

ただ今回は、印象派の中心的な立場にあったルノワールとモネが印象派を離れて以降の「印象派の行方」にスポットを当てた企画展です。


冒頭のモネとルノワール

展覧会は「1886年 ゆらぐ印象派」と「1900年以降 次世代のまなざし」の2部構成。第1部では、印象派グループを離れたルノワールとモネ、1886年に開かれた最後の印象派展で反響を呼んだスーラとシニャック、独自の探究の道に入ったセザンヌらを紹介。第2部ではモネとフォーヴィスム、ボナールとモネやルノワール、マティスとルノワール、ピカソとルノワールを比較するように取り上げ、画家同士の関係性に着目しています。


ボナールとモネ

画家同士のエピソードは、ボナールのアトリエの壁には自作と交換して手に入れたルノワールによる裸婦が飾られていたり、シニャックは16歳でモネの個展を見て感動して面会を申し入れたりと、興味深いものばかり。知った上で作品を見ると、今までと違った印象で見えるかもしれません。

「印象派と次世代の画家たちの人物相関図」は、公式サイトにもPDFで掲載されています。展覧会に行く前ご覧いただくことをオススメします。


マティスとルノワール

館内のレストラン「アレイ」では、今回も企画展にあわせた限定メニューをご用意。スープ「ブイヤベース アレイ風」+メインディッシュ「鶏のロースト」+デザート「クレームブリュレ」で、名付けて「ルノワール家のごちそう」です(2,730円)。
[ 取材・撮影・文:古川幹夫 / 2012年2月10日 ]
 
会場
会期
2012年1月21日(土)~7月8日(日)
会期終了
開館時間
9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日
年中無休(展示替の為、臨時休館あり)
住所
神奈川県箱根町仙石原小塚山1285
電話 0460-84-2111
公式サイト http://www.polamuseum.or.jp/index.php
展覧会詳細 印象派の行方 モネ、ルノワールと次世代の画家たち 詳細情報
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