第31回企画展

    集まれ!三重のクジラとイルカたち

    三重県総合博物館(MieMu) | 三重県

    内湾として日本一の広さを誇る伊勢湾や太平洋(熊野灘)に面し、長い海岸線を有する三重は、古くから人と海との関わりの深い地です。そのような三重の海にはさまざまなクジラが生息し、また回遊してきます。生きものとしてのクジラはもちろんのこと、古くからの漁や祭りなど、三重のクジラとイルカについて、まるごと学べる企画展です。 第1章 たくさんのスナメリを育む伊勢湾 日本一の広さを誇る内湾伊勢湾には、クジラ類の中では小型で浅く平坦な海を好むスナメリが、約3,000頭生息しています。ドローンの空撮動画、骨格、スナメリが何を食べていたかがわかる胃の内容物の標本等から、スナメリの生態に迫ります。 第2章 熊野灘にやってくるクジラたち 暖かい黒潮が流れる豊かな海である熊野灘では、約20種ものクジラ類を見ることができます。これらのクジラについて、当館や三重大学、太地町立くじらの博物館、名古屋港水族館などが所蔵する骨格標本、ヒゲクジラ類のヒゲ板、三重県水産研究所による熊野灘の黒潮観測の際に目撃されたクジラ類の動画、写真、クジラの鳴音等から種の多様性を紹介します。 第3章 クジラと人びとの関わり 熊野灘では、古くから捕鯨が行われ、人びとのくらしを支えてきました。その様子は、絵巻などに詳しく描かれ、捕鯨に用いられた道具や船体の一部が地域に残されています。また、伝統的な捕鯨習俗を伝える祭りが行われている東紀州地域だけではなく、実際には捕鯨を行っていなかった北勢地域にも、特徴的な鯨船行事が残されています。これらの捕鯨や祭りの道具、写真、映像から、三重の人びととクジラの関係を、歴史的・民俗的な観点から考えます。
    会期
    2022年7月2日(土)〜9月11日(日)
    会期終了
    開館時間
    9時から17時まで(最終入場は16時30分まで)
    料金
    【企画展のみ】一般800円、学生480円
    【基本展示とのセット券】一般1,050円、学生630円
    ※高校生以下は無料
    ※団体料金は20名以上
    ※障害者手帳(ミライロIDも可)をお持ちの方及び付添者1名は観覧無料
    ※毎月第3日曜日は「家庭の日」のため2割引き
    休館日 毎週月曜日(祝日の場合はその翌日)
    観覧時間の目安 60分
    公式サイト https://www.bunka.pref.mie.lg.jp/MieMu/p0031300071.htm
    会場
    三重県総合博物館(MieMu)
    住所
    〒514-0061 三重県津市一身田上津部田3060
    059-228-2283
    おすすめレポート
    学芸員募集
    【公益財団法人 ポーラ伝統文化振興財団】学芸員募集! [ポーラ伝統文化振興財団(品川区西五反田)141-0031 東京都品川区西五反田2-2-10 ポーラ五反田第二ビル]
    東京都
    地域おこし協力隊(文化財調査・活用促進員)募集します! [小坂町郷土館博物館]
    秋田県
    【パート】児童厚生施設 堺市立ビッグバン 運営業務パートスタッフ募集! [堺市南区茶山台1-9-1(堺市立ビッグバン)]
    大阪府
    一支国博物館/コンシェルジュ(ご案内係)を募集! [壱岐市立 一支国博物館]
    長崎県
    ふくやま美術館 学芸員募集 [ふくやま美術館]
    広島県
    展覧会ランキング
    1
    東京都美術館 | 東京都
    ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢
    開催中[あと42日]
    2025年9月12日(金)〜12月21日(日)
    2
    上野の森美術館 | 東京都
    「正倉院 THE SHOW -感じる。いま、ここにある奇跡-」
    本日終了
    2025年9月20日(土)〜11月9日(日)
    3
    出羽桜美術館 | 山形県
    没後40年 有元利夫 優美な絵画世界への誘い
    開催中[あと28日]
    2025年9月5日(金)〜12月7日(日)
    4
    東京国立博物館 | 東京都
    特別展「運慶 祈りの空間―興福寺北円堂」
    開催中[あと21日]
    2025年9月9日(火)〜11月30日(日)
    5
    国立西洋美術館 | 東京都
    オルセー美術館所蔵 印象派ー室内をめぐる物語
    開催中[あと98日]
    2025年10月25日(土)〜2026年2月15日(日)