「女性参政60年特別展」

　衆議院憲政記念館では、議会政治に対する一般の認識を深めるため、毎年特別展を開催しています。本年は、1946年（昭和21）に女性が初めて参政権を行使してから60年に当ります。これを記念して、参政権を手にした女性たちのその後を戦後の混乱期から高度経済成長期を経て現代に至るまでに主に政治との関わりあいに焦点をあてて紹介します。 　戦後初の総選挙で39名の女性議員が誕生してから現在まで、衆参両院にはのべ268名の女性議員が在籍しています。また、女性閣僚も珍しくなくなってきました。今回の展示では、これらの女性議員の活動も紹介し、あわせて明治期からの参政権獲得までの歩みや様々な分野で先駆的な役割を果たした女性たちにスポットをあてた展示も行います。