
「HOKUSAI-ぜんぶ、北斎のしわざでした。展」記者発表会 King & Princeの髙橋海人さん
江戸時代の浮世絵師で、現在においても世界で最も有名な日本人アーティストといえる葛飾北斎(1760-1849)の作品を「漫画」や「アニメ」の源流と捉え、その影響力に焦点を当てた展覧会が、今秋開催されることとなり、都内で記者発表が行われた。
展覧会では浦上コレクションが所蔵する「北斎漫画」全15巻のほか、「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」や「富嶽百景」全3編102図、さらには初公開となる幻の肉筆画16点を含む、300点以上の作品を展示。
北斎の作品から「スピード線」「ギャグ描写」「アニメ原画」といった現代の漫画・アニメ表現に繋がる要素を、斬新な展示手法で紹介していく。
また展覧会では、北斎が80代前半に日課として描いた肉筆画「日新除魔図」のうち、新たに発見された16図が初公開される。
展覧会の公式アンバサダーには、King & Princeの髙橋海人さんが就任。
自らも描き下ろしの少女漫画を発表し、エトロでは自身が描いたペイズリーのアイテムを販売するなどアーティストとしても活躍している高橋さんは、北斎の娘を描いた映画にも出演しており、アンバサダー就任を「運命的」と歓迎。
展覧会について「北斎は絵を描くことを楽しんだ“楽しいおじちゃん”だったのかも。(北斎の絵からは)すぐ絵を描きたくなるような刺激を受けた。絵でストーリーとヒストリーを知れる展覧会」と語った。
髙橋さんは音声ガイドのナビゲーターも務める。
展覧会「HOKUSAI-ぜんぶ、北斎のしわざでした。展」は東京・中央区のCREATIVE MUSEUM TOKYO(TODA BUILDING 6F)で、2025年9月13日(土)〜11月30日(日)に開催。観覧料は一般(当日券)2,300円など。

「HOKUSAI-ぜんぶ、北斎のしわざでした。展」記者発表会 King & Princeの髙橋海人さん
