箱根で琳派 大公開 ~岡田美術館のRIMPAすべて見せます~

    岡田美術館 | 神奈川県

    金地に緑青や群青が映えるあでやかな屏風、金・銀の下絵と書が競演する和歌巻、やわらかな水墨の掛軸など、琳派の作品の数々は、古来、私たち日本人が美しい自然とともにはぐくんできた情感や美意識が見事に結晶したものといえます。桃山~江戸初期の頃、京の本阿弥光悦と俵屋宗達が古典を大胆に翻案し、和歌の色紙・巻物などを作ったことに始まり、時を経て尾形光琳、大坂の中村芳中、江戸の酒井抱一・鈴木其一らに継承され、発展していきました。 今年は、光悦が洛北・鷹ヶ峯の地を徳川家康より拝領したという元和元年(1615)を起点に「琳派400年」が謳われています。本展は、この記念すべき年に岡田美術館の琳派の全貌を2期に分け展示するものです。当館は、10数年前、光琳筆「雪松群禽図屏風」との出会いを機に名誉館長岡田和生によって設立が構想され、蒐集においても琳派に力が注がれてきました。70件に上るその作品群は、「岡田美術館の原点」としてコレクションの中核をなしています。菱田春草・速水御舟・前田青邨らの、琳派への憧憬を色濃く示す絵画と併せ、約80件の作品をお楽しみください。 ※好評につき会期が延長されました
    会期
    2015年9月5日(土)〜2016年4月3日(日)
    会期終了
    開館時間
    午前9時〜午後5時(入館は4時30分まで)
    料金
    一般・大学生 2,800円/小・中・高校生 1,800円
    休館日 会期中無休
    公式サイト http://www.okada-museum.com/exhibition/
    会場
    岡田美術館
    住所
    〒250-0406 神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷493-1
    0460-87-3931
    箱根で琳派 大公開 ~岡田美術館のRIMPAすべて見せます~のレポート
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    開館のきっかけは、琳派との出会い
    建物にも巨大な風神雷神図が描かれるなど、琳派は岡田美術館の柱のひとつ。そもそも美術館が設立されたきっかけも、尾形光琳作品との出会いからでした。岡田美術館が所蔵する琳派作品を一挙に公開、ひとつ残らず「すべて見せ」る展覧会です。
    会場
    会期
    2015年9月5日(土)~2016年4月3日(日)
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