駒井哲郎―煌(きら)めく紙上の宇宙

    横浜美術館 | 神奈川県

    日本における現代銅版画の先駆者(パイオニア)である駒井哲郎(1920-1976)は、深淵な詩的世界が刻まれた版画により、国内外で高く評価されてきました。黒いインクと白い紙の豊かな表情のなかに立ち上がる、夢と狂気のあわいを彷徨う駒井の宇宙。それは、デジタル時代の今こそ観る者を魅了します。 駒井は銅版画を追求した一方、詩人や音楽家と交流し、総合芸術グループ「実験工房」での活動や詩画集の出版などで、文学や音楽との領域横断的な表現を試みました。またルドンをはじめ西洋画家たちへの敬愛も、駒井の芸術観の形成に深く関わっています。 本展では、初期から晩年までの駒井作品の展開を縦糸に、芸術家たちとの交流や影響関係を横糸とすることで、多面的な駒井の姿を捉えなおし、その作品の新たな魅力に迫ります。色彩家としての知られざる一面も、福原義春氏コレクション(世田谷美術館蔵)を核とした色鮮やかなカラーモノタイプ(1点摺りの版画)によってご紹介します。駒井の版画作品や詩画集など約210点とともに、関連作家作品約80点を展示し、さまざまなジャンルとの有機的な繋がりにより紡ぎ出された、豊穣な世界をご紹介します。
    会期
    2018年10月13日(土)〜12月16日(日)
    会期終了
    開館時間
    10:00~18:00
    (入館は閉館の30分前まで)
    料金
    一般 1,500円(前売 1,300円 / 団体 1,400円) / 大学・高校生 900円(前売 700円 / 団体 800円) / 中学生 600円(前売 400円 / 団体 500円) / 小学生以下 無料 / 65歳以上 1,400円(要証明書、美術館券売所でのみ対応)

    ※( )内は前売および有料20名以上の団体料金(団体券は美術館券売所でのみ販売、要事前予約)
    ※前売券は2018年7月13日(金)から10月12日(金)まで販売
    ※2018年11月3日(土・祝)は観覧無料
    ※毎週土曜日は高校生以下無料(要生徒手帳、学生証)
    ※障がい者手帳をお持ちの方と介護の方(1名)は無料
    ※観覧当日に限り本展の観覧券で「横浜美術館コレクション展」も観覧可
    休館日 木曜日
    公式サイト https://yokohama.art.museum/
    会場
    横浜美術館
    住所
    〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1
    045-221-0300
    駒井哲郎―煌(きら)めく紙上の宇宙のレポート
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    色鮮やかな作品も
    詩情豊かなモノクロームの作品で知られる、銅版画家の駒井哲郎(1920-1976)。日本ではメジャーといえなかった銅版画を追及し、国内外で高い評価を受けました。版画や詩画集など駒井の作品約210点に、関連作家作品約70点を加えた大規模な展覧会が、横浜美術館で開催中です。
    会場
    会期
    2018年10月13日(土)~12月16日(日)
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