ジュリアン・オピー展

    東京オペラシティ アートギャラリー | 東京都

    ジュリアン・オピー(1958-)は、イギリスを代表するアーティストの一人で、点と線という最小限の視覚言語によって、生き生きとした人物像や風景を表現する作風で知られています。作品の素材には、伝統的な絵画や彫刻の素材だけでなく、LEDディスプレイや看板など、私たちがふだん目にする工業製品も含まれます。ありふれた素材から生み出される真新しい視覚表現が、年齢や性別、文化的な背景を超えて、幅広い層に支持される魅力となっています。オピーは1980年代よりヨーロッパのアートシーンで頭角を現し、その作品は世界の主要な美術館に所蔵され、現代美術を語るうえで欠かせない重要なアーティストのひとりです。 グラフィックデザインやピクトグラムともシンクロするオピーの平面作品は、絵画という枠にとどまらないハイブリッドな魅力に満ち溢れています。また、オピーは日本の浮世絵やアニメのセル画のコレクターとしても知られ、輪郭線を強調した彼の特徴的な作風には、そこからの影響を感じることができます。開館20周年という節目の年に開催する本展は、さまざまなジャンルが融合し、グローバル化がますます進行する現代において、当館が今後向き合うべき方向性のひとつを示すものといえるでしょう。
    会期
    2019年7月10日(水)〜9月23日(月)
    会期終了
    開館時間
    11:00~19:00、金曜・土曜日は~20:00まで(入館は閉館30分前まで)

    ※ただし、展示により変更の可能性があります
    料金
    一般 1,200(1,000)円 / 大学・高校生 800(600)円 / 中学生以下 無料

    ※同時開催「収蔵品展067池田良二の仕事」、「projectN76末松由華利」の入場料を含む
    ※収蔵品展入場券200円(projectNを含む/割引は無し)もあり
    ※( )内は15名以上の団体料金
    ※障害者手帳をお持ちの方および付添1名は無料
    ※割引の併用および入場料の払い戻しはできません
    休館日 月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、8月4日(日・全館休館日)
    公式サイト http://www.operacity.jp/ag/
    会場
    東京オペラシティ アートギャラリー
    住所
    〒163-1403 東京都新宿区西新宿3-20-2
    050-5541-8600(ハローダイヤル)
    ジュリアン・オピー展のレポート
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    巨大な作品に思わず息を呑みます。私たちはこの日を待っていました。今、世界各地で展覧会が開催され、今日の現代アートシーンでは欠かすことができない存在のジュリアン・オピー。日本の美術館では11年ぶりとなる個展が東京オペラシティアートギャラリーで始まりました。本展は、絵画、彫刻、映像などの25点と、日本初公開のサウンドアート2点で構成されています。全て2018~19年の作品でオピー氏の今を感じる展覧会ともいえるでしょう。
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