2014年11月25日(火)、東京・渋谷区の山種美術館で「没後15年記念 東山魁夷と日本の四季」のプレス向け内覧会が開催された。
「昭和の国民画家」と称され、山種美術館とも縁が深い日本画家・東山魁夷(ひがしやまかいい:1908-1999)の没後15年を記念し、「日本の四季」をテーマに構成する企画展。
「風景画家への道」「《満ち来る潮》と皇居宮殿ゆかりの絵画」「京洛四季 ─ 魁夷が愛した京都の四季」「四季を愛でる」の4章で、展示替え作品を含めて計56点を展示(魁夷作品はうち34点)。
山種美術館創立者で初代館長の山﨑種二の依頼で描かれた、皇居宮殿ゆかりの《満ち来る潮》は全長9メートルに及ぶ大作。
「京洛四季」連作の《年暮る》《夏に入る》《北山初雪》、また白い馬が象徴的な《春を呼ぶ丘》など、日本各地を描いた魁夷の代表作も紹介。
あわせて魁夷の師である川合玉堂や結城素明、ともに研鑽を積んだ東京美術学校の同窓生・山田申吾や加藤栄三らの作品も展示する。
「没後15年記念 東山魁夷と日本の四季」は山種美術館で2015年2月1日(日)まで開催。入館料は一般 1,200円、大高生 900円、中学生以下無料。
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