2018年9月13日(木)、東京・千代田区の東京国立近代美術館工芸館で「インゲヤード・ローマン展」のプレス向け内覧会が開催された。
スウェーデンを代表する女性デザイナーで、陶芸家としても活躍するインゲヤード・ローマン(1943-)を本格的に紹介する、日本初の展覧会。
インゲヤード・ローマンはストックホルム生まれ。機能性を重視した日常づかいのガラス食器や陶器は、色も形もきわめてシンプルだが、使い手としての視点を忘れずに、凛とした美しさを備えている。
今回の展覧会は、2016年にスウェーデンで開催された展覧会をベースに、初期から最新作まで約180点を展示。有田焼でのプロジェクト(2016年)、木村硝子店からの作品(2017年)と、日本での協働プロジェクトも紹介される。
展示デザインは気鋭の建築設計事務所「CKR」。既存の展示ケースは使わず、天板が異なる20台のテーブルに露出で展示。日常の中で作品を見てもらいたいという思いから、通常は閉じている窓のカーテンも開けられ、自然光が入る展示室で作品を鑑賞する。
日本・スウェーデン外交関係樹立150周年「インゲヤード・ローマン展」は東京国立近代美術館工芸館で、2018年9月14日(金)~12月9日(日)に開催。観覧料は一般 600円、大学生 400円、高校生以下および18歳未満、障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)は無料。
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