2019年4月26日(金)、東京・渋谷区のBunkamura ザ・ミュージアムで「印象派への旅 海運王の夢 バレル・コレクション」のプレス向け内覧会が開催された。
ウィリアム・バレル(1861-1958)が、収集したフランス絵画を中心に紹介する展覧会。
バレルは、産業革命期に英国、スコットランドの海港都市グラスゴーで誕生。15歳で家業の艤装業を手伝い始め、24歳で父の跡を継承。その後、船舶の売買に成功し「海運王」と称された。
その財力を背景に、古今東西の美術工芸品を蒐集。英国外には貸し出さないことなどを条件に数千点をグラスゴー市に寄贈し、バレル・コレクションとして1983年に一般公開された。
バレル・コレクションは改修工事のため2020年まで閉館されている事もあって、本展は実現。展示作品80点のうち76点が日本初公開で、静物画や風景画、海景画などを3章に分けて紹介される。
主な展示作品は、2016年にオーストラリアで開催され、世界70以上の美術館から出品された、ドガの大回顧展の図録表紙を飾った《リハーサル》など。
また、グラスゴー市のケルヴィングローグ美術博物館から、バレル・コレクションの形成に尽力した画商、アレクサンダー・リードを、ゴッホが描いた肖像画を出品。
さらに、バレルと同時代、グラスゴー市で海運業で財を成した、ウィリアム・マキネスが収集した作品6点も紹介。そのうち3点が、日本初公開となる。
「印象派への旅 海運王の夢 バレル・コレクション」はBunkamura ザ・ミュージアムで、2019年4月27日(土)~6月30日(日)に開催。観覧料は一般 1,500円、大学・高校生 1,000円、中学・小学生 700円。前売りはそれぞれ200円引きで、2019年4月26日(金)23:59まで発売。
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