インターネットミュージアム
美術館・博物館・イベント・展覧会 インターネットミュージアム
【注意】新型コロナウィルス感染防止にともない、展覧会・イベントは中止になる場合があります。必ず公式サイトでご確認ください。[休館情報はこちら]
  インターネットミュージアム  >  取材レポート  >  大英博物館 古代エジプト展

大英博物館 古代エジプト展

■全長37mの『死者の書』
【会期終了】 人は死後に冥界で長い旅路に出て、来世で復活すると考えられていた古代エジプトの世界。大英博物館が誇るエジプトの至宝、全長37mという世界最長の『死者の書』《グリーンフィールド・パピルス》が、森アーツセンターギャラリーで公開されています。
1753年創設の世界最古の国立博物館、大英博物館。年間の来館者数は600万人、所蔵品は800万点以上という桁違いの巨大博物館ですが、中でもエジプト部門はロゼッタ・ストーンを初め10万点以上所蔵するなど、世界屈指の内容で知られています。

本展には2体のミイラ、極彩色の棺、護符、装身具など、約180点のエジプトコレクションが来日。古代エジプトの祈りの世界を多面的に紹介していきます。


会場「冥界の旅I」

会場前半は、暗い展示室の「冥界の旅I」から。

死者の書が描かれたミイラの覆い布、守護の力を持つと信じられた副葬品、色鮮やかな供養碑などが黒い室内に浮かび上がり、ミステリアスなムードが漂います。


《ベスエンムウトの木棺》に記された『死者の書』

本展最大の注目が、世界最長の『死者の書』《グリーンフィールド・パピルス》。全長37mの長編絵図が、オレンジ色の室内で壁面を周回するように展示されています。

『死者の書』は様々な試練が待つ旅路で死者に守護の力を与えるもの。《グリーンフィールド・パピルス》は女性神官のために作られたものです。

冥界の王オシリスの審判を経て永遠の生命を手に入れるまでが描かれていますが、珍しいのは他の『死者の書』にはほとんど見られない「天と地のはじまり」の挿絵。大気の神シュウが天空の女神ヌウトを持ち上げて天と地を作った様子が描かれています。


全長37mの《グリーンフィールド・パピルス》。「天と地のはじまり」が描かれている。

会場後半の「冥界の旅II」は、一転して明るい展示室となります。審判をくぐりぬけた者だけが入ることが許された、来世の楽園のイメージでしょうか。

ここでは神殿の儀式道具とともに見つかった銀製の天秤皿や、裁判官が護符として身につけていたマアト女神の金製ペンダントを紹介。また、審判を無事に通過した証として、頭にロータスの花の冠をつけた《パセンホルの木棺》なども紹介されています。


《パセンホルの木棺》

森アーツセンターギャラリーで開催中の東京展は、9月17日(月・祝)まで。会期中の金曜日は23:30まで見ることができる「ナイトミュージアム」も開催されます。

7月13日(金)のナイトミュージアムには、劇団四季のミュージカル『アイーダ 愛に生きた王女』でラダメス役を演じている一人、阿久津陽一郎さんがスペシャルゲストとして登場。古代エジプト壁画研究家の村治笙子さんとのミニトークショーは、多くのファンで賑わいました。(取材:2012年7月13日)

会場森アーツセンターギャラリー
開催期間2012年7月7日(土)~9月17日(月・祝)
所在地 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階
TEL : 03-5777-8600(ハローダイヤル)
HP : http://egypt2012.jp/
展覧会詳細へ 大英博物館 古代エジプト展 詳細情報
新型コロナウイルス特集 with corona after corona
新型コロナウイルス特集 美術館・博物館・ミュージアムの休館・再開情報(毎日更新)
新型コロナウイルス特集 開幕延期・中止になった展覧会 会場レポート
新型コロナウイルス特集 会期が変更された2020年注目の展覧会
新型コロナウイルス特集 再開したミュージアムで始まった展覧会
取材レポート
エリアレポート 豊田市美術館「久門 剛史 - らせんの練習」
[エリアレポート]
久門剛史展
東京ステーションギャラリー「神田日勝
神田日勝
東京都江戸東京博物館「奇才
奇才
東京国立近代美術館「ピーター・ドイグ」'
ピーター・ドイグ
国立西洋美術館「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」'
ロンドンナショナル
エリアレポート 大阪市立美術館「フランス絵画の精華」
[エリアレポート]
フランス絵画の精華
エリアレポート 茨城県陶芸美術館「幻の横浜焼・東京焼」
[エリアレポート]
幻の横浜焼・東京焼
エリアレポート 京都市京セラ美術館がオープン
[エリアレポート]
京セラ美術館
エリアレポート 渋谷区立松濤美術館「真珠 ― 海からの贈りもの」
[エリアレポート]
真珠
足立美術館に「魯山人館」がオープン'
魯山人館オープン
クラシックホテル展
クラシックホテル
アソビル「バンクシー展
バンクシー
岡田美術館「生誕260年記念 北斎の肉筆画
北斎の肉筆画
三菱一号館美術館「画家が見たこども」'
画家が見たこども
エリアレポート 市原湖畔美術館「雲巻雲舒 ― 現代中国美術展・紙」
[エリアレポート]
雲巻雲舒
エリアレポート 東京国立近代美術館「ピーター・ドイグ展」
[エリアレポート]
ピーター・ドイグ
エリアレポート 細見美術館「飄々表具 ー 杉本博司の表具表現世界 ー」
[エリアレポート]
飄々表具 杉本博司
エリアレポート ふじのくに地球環境史ミュージアム「消えゆく隣人」
[エリアレポート]
消えゆく隣人
国立新美術館「古典×現代2020」'
古典×現代2020
21_21
デザイナー達の原画
エリアレポート 愛知県陶磁美術館「異才 辻晉堂の陶彫」
[エリアレポート]
辻晉堂の陶彫
第3回 インターネットミュージアム検定
B-OWND 工芸のマーケットプレイスミュージアグッズのオンラインショップ ミュコレ
2020年の展覧会予定(東京・名古屋・大阪 近郊)
皇室がご覧になった展覧会 博物館・美術館の情報
テレビでミュージアム 博物館・美術館の情報
エリアレポート(読者による取材記事) 博物館・美術館の情報
ニュース
一覧
東日本大震災・ミュージアム関連情報サイト MUSEUM ACTION
イベント検索ランキング
ロンドン・ナショナル・ギャラリー展 ハマスホイとデンマーク絵画 特別展「奇才―江戸絵画の冒険者たち―」 フランス絵画の精華
写真展「138億光年 宇宙の旅」 【特別展】竹内栖鳳《班猫》とアニマルパラダイス 真珠 ― 海からの贈りもの 特集展示 大津絵と江戸の出版
博物館・美術館検索
ミュージアム干支コレクションアワード 干支コレクションアワード「鼠」
グランプリは《大根喰う(大黒)》でした
ミュージアムキャラクターアワード2018 ミュージアムキャラクターアワード
2019、グランプリは「つくぞう&つくみ」でした
刀剣乱舞(とうらぶ)に登場する刀たち 「刀剣乱舞-ONLINE-」に実装された刀、IM取材分をまとめました。
パートナーサイト 関連リンク集

             

博物館、美術館、展覧会の情報登録
博物館、美術館、展覧会に最適。広告のお問い合わせ
インターネットミュージアムへのお問い合わせ

Copyright(C)1996-2020 Internet Museum Office. All Rights Reserved.
ミュージアム・博物館・美術館の情報サイト[インターネットミュージアム]は、丹青社グループが運営しています
協力/ (株)丹青研究所 、編集・制作/ (株)丹青社