インターネットミュージアム
美術館・博物館・イベント・展覧会 インターネットミュージアム
  インターネットミュージアム  >  取材レポート  >  六本木クロッシング2019展:つないでみる

六本木クロッシング2019展:つないでみる

■第6回目のテーマは「つないでみる」
【プレゼント3/21まで】 日本の現代アートシーンを総覧する展覧会として、2004年から3年に一度、森美術館で開催されている「六本木クロッシング」。6回目となる今回は、同館のキュレーターが共同でキュレーションを行い、1970年-80年代の日本のアーティスト25組を紹介します。
2004年から開催され、今年で6回目となる「六本木クロッシング」。2013年2016年もこのページでご紹介しました。

今年は、1970-80年代生まれを中心とした日本のアーティスト25組が紹介されます。いつも通り、気になった作品をいくつかピックアップしていきます。

まずは林千歩さん(1988-)の《人工的な恋人と本当の愛 ― Artificial Lover & True Love ―》。本展の目玉作品の一つです。

社長室に見立てた空間に、陶芸教室にいそしむ既婚のAI(人工知能)ロボットの「アンドロイド社長」が、人間の女生徒と恋に落ちるという、ユーモアな設定の映像が流れるインスタレーション。惹き込まれるような人間とロボットの恋愛物語は、鑑賞後も2、3日間忘れることができないインパクトがありました。

福島県出身のアーティスト・毒山凡太朗さん(1984-)は、2011年の東日本大震災により「自分自身が今まで教えられてきたことが、嘘だったのではないか」と感じたことを感じたことをきっかけに、作品を制作。

《あっち》は、福島第一原発事故により、仮設住宅での生活を余儀なくされている人々とともに、ワークショップを行った作品です。参加者は自身で制作したお面で顔を覆いながら、戻ることのできない故郷を指さしています。



映像の特性や構造そのものをテーマとしたインスタレーションを発表している、津田道子さん(1980-)。《王様は他人を記録するが》は、1871年、ルイス・キャロルが発表した児童小説『鏡の国のアリス』を題材にした新作です。

『鏡の国のアリス』の世界で起こる不条理な出来事を、映像の特性を使って再現。チェス盤を模した市松模様の床の上には、カメラ(キング)、モニター(クイーン)、フレーム(ナイト)、壁(ルーク)、鏡(ポーン/アリス)が配置されて、その間を歩くことができます。

さまざまな商業施設や文化施設が集積する六本木。5月25日(土)は、現代アートやデザイン、音楽などの作品を街の中に点在させ、非日常的な空間を作り出すイベント「六本木アートナイト」の開催に伴い、翌朝6時まで開館。オールナイトで美術を楽しむことができる機会です。ぜひ。

[ 取材・撮影・文:静居絵里菜 / 2019年2月8日 ]

六本木クロッシング 2019 六本木クロッシング 2019

森美術館(編)

美術出版社
¥ 2,900

 
会場森美術館
開催期間2019年2月9日(土)~5月26日(日)
所在地 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階
TEL : 03-5777-8600(ハローダイヤル)
HP : https://www.mori.art.museum
展覧会詳細へ 六本木クロッシング2019展:つないでみる 詳細情報
取材レポート
森アーツセンターギャラリー「新・北斎展 HOKUSAI UPDATED」
新・北斎展
日本科学未来館「企画展「工事中!」~立ち入り禁止!?重機の現場~」'
工事中!
東京都美術館「奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド」
奇想の系譜展
東京ステーションギャラリー「アルヴァ・アアルト もうひとつの自然」'
アルヴァ・アアルト
国立西洋美術館「ル・コルビュジエ 絵画から建築へ
ル・コルビュジエ
神奈川県立歴史博物館「屏風をひらけば」
屏風をひらけば
そごう美術館「高野山金剛峯寺襖絵完成記念 千住博展 日本の美を極め、世界の美を拓く」'
千住博展
埼玉県立近代美術館「インポッシブル・アーキテクチャー」
インポッシブル
東京国立博物館「特別展 御即位30年記念 両陛下と文化交流 ― 日本美を伝える ―」
両陛下と文化交流
森美術館「六本木クロッシング2019展:つないでみる」
六本木クロッシング
根津美術館「ほとけをめぐる花の美術」
ほとけをめぐる
出光美術館「染付 ― 世界に花咲く青のうつわ」
染付
太田記念美術館「小原古邨」
小原古邨
世田谷文学館「ヒグチユウコ展 CIRCUS(サーカス)」
ヒグチユウコ展
Bunkamura ザ・ミュージアム「クマのプーさん展」
クマのプーさん展
東京都庭園美術館「岡上淑子 フォトコラージュ 沈黙の奇蹟」'
岡上淑子
サントリー美術館「河鍋暁斎 その手に描けぬものなし」
河鍋暁斎
原美術館「「ソフィ カル ― 限局性激痛」原美術館コレクションより」
ソフィ カル
アーツ前橋「闇に刻む光 アジアの木版画運動 1930s-2010s」
闇に刻む光
静岡市美術館「起点としての80年代」
起点としての80年代
細見美術館「石本藤雄展 マリメッコの花から陶の実へ ―琳派との対話―」
[エリアレポート]
石本藤雄展
大阪市立美術館「フェルメール展」
[エリアレポート]
フェルメール展
国立国際美術館「クリスチャン・ボルタンスキー − Lifetime」
[エリアレポート]
ボルタンスキー展
練馬区立美術館「ラリック・エレガンス 宝飾とガラスのモダニティ-ユニマットコレクション-」
[エリアレポート]
ラリックエレガンス
第3回 インターネットミュージアム検定
ミュージアグッズのオンラインショップ ミュコレ
2019年の展覧会予定(東京・名古屋・大阪 近郊)
皇室がご覧になった展覧会 博物館・美術館の情報
テレビでミュージアム 博物館・美術館の情報
エリアレポート(読者による取材記事) 博物館・美術館の情報
ニュース
一覧
東日本大震災・ミュージアム関連情報サイト MUSEUM ACTION
イベント検索ランキング
「不思議の国のアリス展」神戸展 アルヴァ・アアルト もうひとつの自然 フェルメール展 特別展 御即位30年記念 両陛下と文化交流 ― 日本美を伝える ―
新・北斎展 HOKUSAI UPDATED ラファエル前派の軌跡 展 ギュスターヴ・モロー 展 ー サロメと宿命の女たち ー 福沢一郎展 このどうしようもない世界を笑いとばせ
博物館・美術館検索
ミュージアム干支コレクションアワード 干支コレクションアワード「猪」
グランプリは「ペッカリー(ヘソイノシシ)象形土偶」でした
ミュージアムキャラクターアワード2018 ミュージアムキャラクターアワード
2018、グランプリは
「雷切丸くん」でした
人気の展覧会 ブログパーツ アクセス数が多い展覧会を地域別にご紹介、ご自由にどうぞ。
刀剣乱舞(とうらぶ)に登場する刀たち 「刀剣乱舞-ONLINE-」に実装された刀、IM取材分をまとめました。
パートナーサイト 関連リンク集

             

博物館、美術館、展覧会の情報登録
博物館、美術館、展覧会に最適。広告のお問い合わせ
インターネットミュージアムへのお問い合わせ

Copyright(C)1996-2019 Internet Museum Office. All Rights Reserved.
ミュージアム・博物館・美術館の情報サイト[インターネットミュージアム]は、丹青グループが運営しています
協力/ (株)丹青研究所 、編集・制作/ (株)丹青社