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レポート
ユベール・ロベール-時間の庭
国立西洋美術館 | 東京都
古代遺跡から生まれた奇想の風景
18世紀のフランスで「廃墟のロベール」として名声を築いた風景画家、ユベール・ロベールの作品を日本で初めてまとめて紹介する展覧会が、国立西洋美術館で開催中です。
1章「イタリアと画家たち」
1章「イタリアと画家たち」
5章「奇想の風景」
5章「奇想の風景」
6章「庭園からアルカディアへ」
6章「庭園からアルカディアへ」
6章「庭園からアルカディアへ」
会場入り口
日本ではあまり知られていないユベール・ロベールですが、絵画から庭園まで幅広い領域で活躍した18世紀フランスの風景画家です。

本展は、世界有数のロベール・コレクションを誇るヴァランス美術館が所蔵するサンギーヌ(赤チョーク)素描を中心に、初期から晩年まで、ロベールの芸術を日本で初めてまとめて紹介するものです。


2章「古代ローマと教皇たちのローマ」

展覧会は6章構成。前半は、イタリア滞在期の作品群が中心。後半は、古代遺跡や建造物を組みあわせた空想的風景画など、帰国後の作品を中心に紹介します。


5章「奇想の風景」

ロベールがイタリアに留学していたころ、ナポリ周辺ではポンペイをはじめとした数々の古代遺跡が発見され、ヨーロッパ中が沸いていました。

ロベールは1760年に同地を訪ね、様々な絵のモチーフを得ることとなります。


6章「庭園からアルカディアへ」

「廃墟のロベール」として名声を築いたのは、長いイタリア留学を経て帰国した後の作品から。イタリアで描いた素描をモチーフに、それらを自由に組み合わせた空想的風景画は大きな成功を収めました。


《ヴェルサイユのアポロンの沐浴の木立》

ヴァランス美術館が所蔵するロベール作品は、光や温湿度の影響を受けやすい紙作品が主体。今まで、これほどまとまった形で貸し出されることはありませんでした。

2013年のリニューアルオープンに向けて、同美術館は現在閉館中。この時期だからこそ実現した貴重な展覧会、お見逃しなく。
[ 取材・撮影・文:古川幹夫 / 2012年3月5日 ]

Futures & Ruins: Eighteenth-Century Paris and the Art of Hubert Robert

Nina L. Dubin (著)

J Paul Getty Museum Pubns
¥ 4,216

 
会場
会期
2012年3月6日(火)~5月20日(日)
会期終了
開館時間
9:30〜17:30
金曜・土曜日 9:30〜20:00
※「カフェすいれん」以外のミュージアムショップ等の館内施設の営業は開室時間と同じ
休館日
毎週月曜日
※ただし、月曜日が祝日又は祝日の振替休日となる場合は開館し、翌平日が休館
※年末年始(12月28日〜翌年1月1日)
その他、臨時に開館・休館することがあります。
住所
東京都台東区上野公園7-7
電話 03-5777-8600(ハローダイヤル)
03-5777-8600(ハローダイヤル)
公式サイト http://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/hubertrobert2012.html
展覧会詳細 ユベール・ロベール-時間の庭 詳細情報
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