
京都市京セラ美術館「跳躍するつくり手たち:人と自然の未来を見つめるアート、デザイン、テクノロジー」会場
アートやデザイン、クラフトなどのジャンルの枠を超えた制作活動を続けている「つくり手」に焦点を当て、人間や地球の歴史を意識しながら、柔軟な発想でめざましい活動を展開する日本の作家を紹介する展覧会が、京都で始まる。
展覧会の企画・監修は、武蔵野美術⼤学客員教授の川上典李子。
現在の立ち位置から果敢に跳躍し、新たな視点を示す気鋭の作家として、TAKT PROJECT、細尾真孝+平川紀道+巴山竜来、岩崎貴宏、目[mé]、田村奈穂、津守秀憲、A-POC ABLE ISSEY MIYAKEなど、20作家(個人・チーム)が参加。
作家は1970年代、1980年代生まれが中心で、うち16作家は本展開催にあたり新作や新しいインスタレーションを披露する。
展覧会は公立美術館の自主企画展の資金調達として、初めてクラウドファンディングを実施。
寄付総額は当初の目標だった300万を突破し、ネクストゴールとして掲げた350万円も達成した(359万円)。
特別展「跳躍するつくり手たち:人と自然の未来を見つめるアート、デザイン、テクノロジー」は京都市京セラ美術館 新館 東山キューブで2023年3月9日(木)~6月4日(日)に開催。入館料は一般 1,800円など。

京都市京セラ美術館「跳躍するつくり手たち:人と自然の未来を見つめるアート、デザイン、テクノロジー」会場

京都市京セラ美術館「跳躍するつくり手たち:人と自然の未来を見つめるアート、デザイン、テクノロジー」会場 田村奈穂、WonderGlass社《フロート》2013-15年 WonderGlass社蔵

京都市京セラ美術館「跳躍するつくり手たち:人と自然の未来を見つめるアート、デザイン、テクノロジー」会場