日本を代表する現代美術作家、松谷武判(1937-)の作品を紹介する展覧会が、東京ではじまる。
松谷は大阪市生まれ。1963年から1972年の解散まで具体の会員として活動。
1960年代前半、当時の新素材だったビニール系接着剤(ボンド)を使って有機的フォルムを生み出す作品で、具体美術協会の第二世代の作家として頭角を現した。
1966年には渡仏し、独自の形態言語による空間表現を深め、幾何学的な色面によるハードエッジの表現や、空間や建築をとりこんだインスタレーション、パフォーマンスなども行ってきた。
展覧会では、初期から最新作を含む作品、資料、映像などを紹介。
さまざまな物質が示す表情に生身の身体と五感で対峙し、それらを時間と運動の相のもとに作品化する松谷の活動に迫る。
「松谷武判 Takesada Matsutani」は、東京オペラシティ アートギャラリー 1F企画展ギャラリーで2024年10月3日(木)~12月17日(火)に開催。観覧料は一般 1,600円など。
東京オペラシティ アートギャラリー「松谷武判 Takesada Matsutani」会場
東京オペラシティ アートギャラリー「松谷武判 Takesada Matsutani」会場
東京オペラシティ アートギャラリー「松谷武判 Takesada Matsutani」会場
東京オペラシティ アートギャラリー「松谷武判 Takesada Matsutani」会場
東京オペラシティ アートギャラリー「松谷武判 Takesada Matsutani」会場
東京オペラシティ アートギャラリー「松谷武判 Takesada Matsutani」会場