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高島屋史料館「Imperial Warrant 皇室の御用達」会場
高島屋が近代日本において、装飾業を通じて築いてきた歴史をたどる展覧会が、大阪市の高島屋史料館で開催される。
高島屋は明治期の洋風建築の普及に応じて窓掛、壁張、壁掛、椅子張といった室内装飾織物の需要に応えながら事業を拡大。
1887(明治20)年には皇居の再建に伴う窓掛ほか装飾織物の御用を拝命。1897(明治30)年には「宮内省御用達」の認可を受け、その後の大正大礼(1915年)や昭和大礼(1928年)における調度品御用をはじめ、さまざまな御用をつとめた。
展覧会では高島屋が皇室の御用達として築いてきた歩みを紹介。
所蔵する近代皇室の「御用裂(ごようぎれ)」見本の数々を展観するほか、高島屋の御用品図案を手がけた図案家のひとり、中山冝一の図案集『國華』(港区立郷土歴史館蔵)も特別展示し、近代皇室の御用をつとめた高島屋の知られざる歴史を辿る。
リニューアルオープン5周年記念展「Imperial Warrant 皇室の御用達」は、2025年9月6日(土)~12月22日(月)に開催。入場無料。
第Ⅰ部は9月6日(土)~10月27日(月)、第Ⅱ部は11月1日(土)~12月22日(月)で、展示作品を一部入れ替えて構成される。

高島屋史料館「Imperial Warrant 皇室の御用達」会場

高島屋史料館「Imperial Warrant 皇室の御用達」会場

高島屋史料館「Imperial Warrant 皇室の御用達」会場