
2018年4月24日(火)、東京・港区の森美術館で「建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの」のプレス向け内覧会が開催された。
国際的に高く評価される建築家を多数輩出するなど、世界から注目を集めている日本の建築について、幅広く紹介する企画展。
「わび」の思想を空間化し、千利休の作と伝えられる国宝《待庵》(京都・妙喜庵)を、展示室に原寸スケールで再現。丹下健三の《自邸》(現存せず)も、1/3スケールの巨大模型で再現する。
江戸時代の大工棟梁に伝わった秘伝書や、シャルロット・ペリアンが藁でデザインした寝椅子など、学術的にも貴重な資料も展示。日本建築の未来へ託したい思想として、ライゾマティクスによる体験型インスタレーションも登場する。
会場は「可能性としての木造」「超越する美学」「安らかなる屋根」「建築としての工芸」「連なる空間」「開かれた折衷」「発見された日本」「集まって生きる形」「共生する自然」の9章。展示室内に設けられたブックラウンジには座る事ができる名作家具を配し、書籍を閲覧しながら過ごす事もできる。
「建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの」は森美術館で、2018年4月25日(水)~9月17日(月・祝)に開催。観覧料は一般 1,800円、高校・大学生 1,200円、4歳~中学生 600円、65歳以上 1,500円。
森美術館「建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの」の取材レポートはこちら発信:
インターネットミュージアム>
森美術館 施設詳細ページ>
「建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの」情報ページ>
森美術館 公式ページ