びちゃ
フレスコ画が7点、版画20点弱、オブジェ7点、奥様の有元容子さんの油絵2点、素描2点、焼き物1点の展示。量的には多くはないが、有元利夫の作品は引き込まれるので、1点ずつ見る時間がとられる感じ。幻想的なイメージと浮遊感、人形のようなデフォルメされた人物、マチエールが合わさって、想像力をかき立てる作品だと思う。1点だけを見ると没入しづらいが、まとまって見ることで、没入感が増すと思う。東京オペラシティや国立近代美術館他の常設展で1点を見た時は、よく理解出来なかったが、今回まとめて見れて、没入感を味わうことが出来た。
館内にさりげなく置かれていた、陶器に生けられたりんご等の植物が素敵だった。
出羽桜美術館のメインの所蔵品である朝鮮陶器などはよくわからなかった。
有元容子さんの「月の山」という日本画は良かった。