藤田嗣治 渡仏100周年記念 レオナール・フジタとパリ 1913-1931

    静岡市美術館 | 静岡県

    今からちょうど100年前の1913年、藤田嗣治(レオナール=ツグハル・フジタ(1886-1968)は画家を志してフランスヘ渡りました。芸術の都パリに世界中から詩人や音楽家、画家たちが集まり、モンパルナスのカフェで芸術談義が繰り広げられていた時代、若き日の藤田もその狂騒に飛び込み、自らの芸術を探求したのです。ピカソやルソーの作品を目の当たりにし、モデイリアーニらの画家仲間たちと親しく交わっては刺激を受けた藤田がたどり着いたのは、なめらかな白い地塗りの上に細く繊細な墨線を駆使する描法でした。裸婦や猫の描かれた独特の絵肌は、「乳白色の地」と称賛され、西洋と日本の伝統を融合させたとして高い評価を受けました。こうしてサロン・ドートンヌでの発表やフランスをはじめとする各国での個展などを通じて国際的画家としての活躍が始まります。 本展は藤田が初めて渡仏した1913年からラテンアメリカヘと旅立つ1931年までに焦点をあて、フランスおよび日本各地から集められた作品約100点により構成されます。初公開を含む絵画や書簡などの資料によって、エコール・ド・パリの寵児「フジタ」誕生までの軌跡と、その黄金期の名作をご紹介すると同時に、パスキンやキスリング、ローランサンら藤田と時代を分かち合った芸術家たちの作品をあわせて展示し、幾多の才能を世に送り出した往時のパリの雰囲気もお届けいたします。
    会期
    2013年4月20日(土)〜6月23日(日)
    会期終了
    開館時間
    10:00~19:00(展示室入場は閉館30分前まで)
    料金
    一般 1,200(1,000)円/高大生・70歳以上 800(600)円
    ※中学生以下無料
    ※()内は前売および20名以上の団体料金
    休館日 月曜日休館 ただし4月29日(月祝)、5月6日(月祝)は開館。5月7日(火)は休館
    公式サイト http://shizubi.jp/index.php
    会場
    静岡市美術館
    住所
    〒420-0852 静岡県静岡市葵区紺屋町17-1 葵タワー3階
    054-273-1515
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