江戸のリアリズム 森蘭斎

    にいがた文化の記憶館 | 新潟県

    [新潟県文化祭2020] 現在の妙高市新井に生まれた森蘭斎(1740~1801年)は「南蘋派(なんぴんは)」の絵師として江戸中期に活躍しました。越後新潟で五十嵐浚明(1700~1781年)に画を学んでいたころ、南蘋派の熊代熊斐(くましろ・ゆうひ、1712~1773年)の画を見て、南蘋派入門を決意。宝暦13(1763)年ころから長崎でその技法を学びました。 「南蘋派」、中国・清時代の宮廷画家 沈南頻(しん・なんぴん、1682~1760年?)が長崎滞在時に残した技法で、写実的で鮮やかな彩色の花鳥画を特徴とします。この技法は大流行し、同時代の円山応挙や伊藤若冲に影響を与えたといわれますが、現在では知る人ぞ知る流派です。 天明2(1782)年に、蘭斎は版本『蘭斎画譜』を出版。この画譜により、南蘋派が広く知られることとなりました。 本展では生誕地・妙高市に残る作品を『蘭斎画譜』とともに展示し、江戸のリアリズム絵師・森蘭斎を展観します。
    会期
    2020年8月22日(土)〜11月23日(月)
    会期終了
    開館時間
    10:00〜18:00(観覧券の販売は17:30まで)
    料金
    一般 500(400)円 / 学生〔高校生以上〕300(240)円 / 中学生以下無料 ※( )は20名以上の団体料金
    休館日 月曜日(ただし9月21日、11月23日は開館)、9月23日[水]
    観覧時間の目安 ~60分
    公式サイト http://nmmc.jp/exb/3568
    会場
    にいがた文化の記憶館
    住所
    〒950-0088 新潟県新潟市中央区万代3-1-1 新潟日報メディアシップ5階
    025-250-7171
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